生育している場所が自然性の高い常緑樹林 で、かつ、海抜約400m以上の高い場所にあることを示す樹木です。極楽寺山周辺では立派な大木がたくさん観察できます。材がかたいので「カタギ」の方言があります。 高さ20mにもなる常緑高木のカシの仲間です。光沢のある葉は互生し、長い柄をつけるのが特徴です。
出典: 広島県の植物方言と民俗/渡辺泰邦著 2001年7月発行