水辺の安全ハンドブック page 20/24
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概要:
水辺の安全ハンドブック
【川に学ぶ体験活動協議会(RAC)】川に学ぶ社会を推進するために設立された組織。川に学ぶ体験活動を通じて健全な水環境の保全や人間性の回復を目的としています。川での安全で楽しい体験活動を普及させるためには、川の危険性を正しく理解し伝えることのできる指導者が重要であり、「川の指導者」の養成を全国各地で展開しています。●RACの指導者養成RACでは下図のような川の指導者認定システムを採用しています。各講座修了後、定められた期間の活動経験を積むとランクアップのための講座の受講が可能。認定ランクに応じて、引率できる人数、活動内容、活動フィールドを広げることのできるスキルを身に付けてもらいます。このシステムは、環境大臣、国土交通大臣が認めた人材認定等事業です。●RACリーダーとは安全管理や基本的な指導技術など、川の指導者に必要な技術・知識を「知る」ための基本科目21時間を修了するとRACリーダーとしての修了認定が受けられます。川と人・社会・文化との関わり/ヨシ業者見学NPO法人川に学ぶ体験活動協議会TEL 03-5542-7577 FAX 03-5542-7578〒104-0033東京都中央区新川2-10-6-703号●川に親しむための基礎講座RACリーダー養成カリキュラムのうち、「理念」(1時間)「安全対策について」(1時間)、「川と人、社会文化の関わり」(1時間)、「川という自然の理解」(1時間)の4時間を必須科目とする「1日のお試し講座」。必要に応じて、安全対策や水辺のリスクマネジメントに特化した講座も展開しています。【川に学ぶ体験活動の5つの理念】川に学ぶ体験活動の基礎技術/スローロープ実習●子ども水辺安全講座“セルフレスキュー~安全は自分で確保するもの”の観点から、体験学習を通して危機管理の基礎知識「自分を守る」を学ぶ、「子ども水辺安全講座」を展開。安全管理は指導者だけが行うものでなく、参加者全員が行うものであるという意識を広め、より安全な活動を実現していくことがねらいです。川の楽しさを共有し、自分たちの川のファンになることも目指します。開催に際しては、河川環境管理財団の「子どもの水辺サポートセンター」とも連携しています。●その他川の指導者の紹介や、スキルアップに関する研修会、活動に便利なテキストやライフジャケットなどのグッズの提供等を行っています。1川に学ぶ体験活動は、感動する心を大切にし、川と遊び学ぶ楽しさを伝えます。2川に学ぶ体験活動は、川への理解を深め、川を大切にする気持ちを育てます。3川に学ぶ体験活動は、ゆたかな人間性、心のかよった人と人のつながりを創ります。4川に学ぶ体験活動は、人と川が共存する文化・社会を創造します。5川に学ぶ体験活動は、川の力、活動にともなう危険性を理解し、安全への意識を高めます。【RACの沿革】H10. 6河川審議会「川に学ぶ小委員会」答申「川に学ぶ」社会をめざして発行H12. 9上記答申を具現化するためRAC設立(河川環境管理財団内に事務局設置)H13. 4「川の指導者養成制度(案)」策定H13.10第1回「川に学ぶ」全国交流会in岡山開催H15. 9「指導者ハンドブック」・各種グッズ提供H17. 6 RAC指導者検索システム供用開始H17.12内閣府認定のNPO法人として活動展開H19. 4「全国川遊び100選」HP発信H20. 1国の「人材認定等事業」に登録18 19