「公共工事コスト縮減対策に関する新行動計画」に基づく平成13年度実績について
記者発表

事例5
(1)工事コストの低減

新技術によるゲート開発でダム放流設備のコスト

中国地方整備局 苫田ダム工事事務所 苫田ダム水位維持放流備工事
【施策の概要】
 今回、苫田ダムでは水位維持放流設備(中小洪水対応)に引張ラジアルゲートを採用した。 従来の同規模・同用途の洪水調節ゲートとしては、ジェットフローゲートを採用することが実績として多くある。しかしながら、ジェットフローゲートはコンクリートに埋設されるため設備自体を箱形状にすること、また、機械加工をする部分が多く有るため、製作コストが高くなる傾向に有る。 引張ラジアルゲートは、従来の放流設備が各部を構成する部材に対して水圧荷重方向が圧縮側に働く構造とされているところに着目し、部材に対する水圧荷重方向を鋼材に有利な引張側に働く構造で設計している。このことにより、各部材の鋼材を軽量化し、コスト縮減を図った。
【施策のポイント】
 計画段階では苫田ダムでもジェットフローゲートで計画していたが、新技術として引張りラジアルゲートを開発し、コスト縮減を図った。
 今回のコスト縮減率は、当初計画であるジェットフローゲートでの水位放流設備全体計画額と比較している。

 ●コスト縮減率   約15%
【施策の実施状況・イメージ図】
前頁 次頁 表2
 
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