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(1)流域及び河川の概要(4/4)
河川水の利用については、古くから農業用水、水道用水、発電用水として広く利用されてきた。現在は農業用水として約5,600haにおよぶ農地のかんがいに利用され、
伏流水は水道用水として倉吉市、三朝町に供給されている。また、8箇所の発電所により総最大出力約10,700kWの電力供給が行われている。
水質については、BOD75%値でみると、天神川の下流部において、近年では約1mg/L、中上流部においても約1mg/Lであり、環境基準を概ね満足している。
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河川の利用については、天神川・小鴨川下流部では運動公園や散策道,サイクリングロード等の整備が行われ、
盛んに利用されている。特に、天神川と小鴨川の合流点付近の高水敷では、各種イベントが実施され、市民の憩いの場となっている。三徳川では
河道内の遊歩道が整備され、散策等に利用されている。また、水辺の楽校が整備され、子ども達の環境学習の場として活用されている。また、
清浄な水質が保全されていることから、アユ等の釣り場としても盛んに利用されている。
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 河北水辺の楽校 (クリックで拡大します)
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