日本刀のふる里 −大原の里− | ||||||||||||||||||||||
所在地 | 倉吉市下田中(案内図はこちら) | |||||||||||||||||||||
下田中地先竹田川堤防上 | ||||||||||||||||||||||
源頼光が大江山の酒呑童子を退治したのに使ったといわれる源氏重代の宝剣鬼切の刀工大 原安綱、平家累代の名刀抜丸の刀工大原真守など日本の古刀で有名な刀工一族が住み、平 安朝初期より中期にかけて刀剣を鍛えたといわれるこの大原の里は、現在区の史跡として指 定されている大原廃寺創建のころ、即ち奈良朝時代より刀剣の製作が盛んに行われ繁栄して いた土地である。 この里の大原廃寺跡には伯耆国最大といわれる直径3メートルの自然石が畑の中に横たわ っている。 これが文化財関係者垂涎の国の指定史跡「大原廃寺塔心礎」である。またこの里には大原 真守の屋敷跡地(伝承)があり付近に砂鉄を採掘したり水洗していた現場跡地もある。 夢ひろがる白鳳の世の寺域のたたずまい無慮幾百かの刀鍛冶の軒並みにしばし思いを馳せ ることのできる大原の里はこの土地である。 昭和60年10月 倉吉市大原郷土文化保存会 現地立て看板から |
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