「道路防災週間」における取り組みについて
道路は、社会経済活動の進展や人・物・情報の繋がりの拡大、人や車の移動空間としてだけでなく、電気・ガス・上下水道・通信などのライフラインの収容空間や非常時における防災空間としての役割も担う重要な社会基盤として、私たちの暮らしを支える根幹的な施設となっています。 従って、道路には常に安全に安心して利用できることが求められるため、道路管理者としても、災害の防止、安全で信頼性の高い道路ネットワークの確保を重要課題の一つとして位置づけ、道路の整備や防災対策、維持管理に努めているところです。しかし急峻な地形、脆弱とも言える地盤、地震・豪雨等が多発する非常に厳しい自然条件を背景に、毎年各地で災害の発生による道路交通の途絶や、人的被害の未然防止のための道路の通行規制を余儀なくされているのが実態であり、そのたびに、国民生活や社会経済活動に大きな影響を与えています。中国地方においても、昨年度自然災害の脅威をまさに思い知らされた、鳥取西部地震・芸予地震と言った甚大災害が発生しています。 そこで、国土交通省では、道路管理者自身の防災意識の向上はもとより、広く国民の皆様に「災害に強い道づくり」の必要性をご理解いただくことを目的に、毎年8月25日から31日の一週間を「道路防災週間」と定め、各道路管理者が連携し、全国的に道路防災に関する各種の広報活動や道路施設の点検等を実施しています。 このたびの「道路防災週間」においては、「人々の暮らしと道路防災」をテーマとして、地域の皆様や道路利用者の皆様に、道路防災についてその重要性への認識を深めていただくとともに、災害の防止や、危機管理対策の必要性、重要性についてご理解をいただきたいと考えており、期間中、下記のとおり取り組みを行いますのでお知らせします。 |
記
@広報活動 事務所庁舎や道の駅にポスターや懸垂幕の掲示を行うと共に道路情報板やホームページを 活用して、地域の皆様や道路利用者の皆様に道路防災についてご理解いただくようにPRを行い ます。 A道路施設点検 道路パトロールで法面や排水構造物等を重点的に点検し、本格的な台風の到来に備えます。 |
問い合わせ先 国土交通省中国地方整備局三次工事事務所 TEL 0824−63−4121 副 所 長 河村 勝秀 (内線 204) 工務課長 国沢 秀樹 (内線 311) |