[ホームページ]に戻る

第19回中国地方ダム等管理フォローアップ委員会
温井ダム定期報告書の総括
  ・ 第19回中国地方ダム等管理フォローアップ委員会において温井ダム定期報告書の審議を行った。
  ・ 審議は1.洪水調節、2.利水補給、3.堆砂、4.水質、5.生物、6.水源地域動態、7.景観について、平成18年度から平成22年度までの期間を主な対象として分析・評価を行った。
  ・ 審議された各項目のうち、洪水調節については、概ね所期の機能を発揮しているが、適応操作の試行結果を分析し、課題の改善に向けて検討されたい。
  ・ 利水補給については、概ね所期の機能を発揮しているが、今後ダム貯留水を適切に管理・運用し、所要の利水補給を行われたい。
  ・ 堆砂については、特に大きな問題は生じていないが、今後も引き続き調査を実施されたい。
  ・ 水質については、水質障害は確認されておらず特に大きな問題は生じていないが、貯水池底層の貧酸素化に伴い溶出が懸念されるマンガン等については今後も引き続き調査を行われたい。
  ・ 生物については、生息・生育状況に大きな変化はみられていないが、特定外来生物等については、今後も生息・生育状況の継続的な把握に努め、ダム管理者として可能な対策を実施されたい。また、ダム下流河川については、今後も引き続き効果的なフラッシュ放流と置き砂について掃流効果に着目し環境改善を図られたい。
  ・ 水源地域動態については、ダム管理者として温井ダムが地域づくりの一環として取り込まれた水源地域ビジョンの推進を支援し、引き続きダム周辺の自然環境や周辺施設を利用した社会的活動等に積極的に参画・支援されたい。

 先頭に戻る

国土交通省 中国地方整備局 温井ダム管理所
TEL 0826−22−1501