川の生き物を調べる
水辺の国勢調査

 近年、河川の環境に対する国民の関心はきわめて高くなり、保全から利用までその要請も多様化しています。このような情勢を踏まえて、従来より各河川でさまざまな調査や、多自然型川づくり等の施策が推進されているところですが、21世紀に向けて、より安全でうるおいのある豊かな河川を創造していくためには、今後なお一層河川の環境に配慮した川づくりの推進が望まれます。
 こういった観点から、国土交通省及び自治体により、全国109の一級水系の河川及び主要な二級水系の河川や直轄・水質源開発公団管理のダム及び補助ダムについて、河川を“環境”という観点からとらえた基礎情報の収集整備を目的とした「河川水辺の国勢調査」が実施されています。
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● この調査により現地で確認した生物は、次の通りです。

種別 吉井川 旭川 高梁川
魚介類 58種 59種 65種
底生動物 177種 167種 216種
植物 674種 577種 674種
鳥類 92種 137種 97種
両生類・爬虫類
ほ乳類
24種 21種 25種
陸上昆虫類 1,192種 1,141種 1,056種
(平成12年度〜16年度の調査結果より)
オイカワの写真 カワヨシノボリの写真
オイカワ カワヨシノボリ
カワセミの写真
カワセミ

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