高梁川水系では、9月10日正午から第一次取水制限を再開し、これまで取水制限を継続してきました。この間、流域平均日雨量が20mmを超える降雨を2回記録し、9月20日9時現在の高梁川水系主要6ダムの合計貯水量は47,993千m3(貯水率45.0%)となっています。 かんがい期間中のダムの枯渇という事態は回避できたものの、依然としてダムの貯水率は平年の約60%を推移しており、十分にダムの貯水率が回復したとは言えない状況にあります。 一方で10月以降、かんがい期を終えた農業用水の取水量が減少するのに伴い、ダムの貯水率の低下が緩和されることも予想されます。 このような状況を踏まえ、高梁川水系水利用協議会では9月29日に第3回渇水調整会議を開催し、状況報告と今後の対応方法について協議を行いました。 渇水会議では、現在のダム貯水率の状況と今後のかんがい期を終了し取水量が減少することを考慮に入れ、第一次取水制限を緩和し、10月1日正午から「上水道5%、工業用水5%、農業用水10%」の第二次取水制限を開始することを決定しました。 今後とも、引き続き節水にご協力をよろしくお願いします。 |
問い合わせ先 (高梁川水系水利用協議会事務局) 国土交通省 中国地方整備局 岡山河川事務所 電話 086−223−5101 管理第一課長 長畑 利彦(内線331) 上席専門職 安藤 政司(内線403) |
お知らせ |
平成20年10月1日