ニホンヒキガエル |
Bufo japonicus japonicus |
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形 態 |
体長は成体が80〜150 mm、幼生が35〜40 mm。 |
日本産のカエルでは最大。 |
胴部と四肢の腹面には黒褐色の斑紋が不規則に並んでいる。体側には眼の後縁から後方にかけて次第に広がる黒褐色の帯状斑紋がある。 |
正中線は明瞭。 |
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類似種 |
ナガレヒキガエルが類似する。 |
ニホンヒキガエルでは耳線は細長く、鼓膜は大きい。一方、ナガレヒキガエルの場合、耳線は短く、鼓膜は小さく目立たない |
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生息場所 |
平地・山地の林床に生息する。 |
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生活サイクル |
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繁 殖 |
産卵期:3〜4月 |
産卵場所:池、湿地、溝などの止水域で産卵を行う。 |
卵:産卵数は約10,000個。卵の直径2〜3 mm。卵塊は長いひも状で20 mにおよぶこともある。 |
発生:卵は6〜7日で孵化する。5月下旬〜6月上旬に変態し、体長約10 mmの小ガエルなる。 |
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食 性 |
カエルは動物食で、夕刻から夜間にかけて昆虫などを食べる。 |
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○ |
耳線および背面の隆起部には毒腺が発達しており、白い毒液を出す。この毒液を集め、漢方薬として利用されることもある。 |
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