マメアサガオ
 Ipomoea lacunosa
分 布
北アメリカ原産の帰化植物、1955年に東京近郊で帰化が報告されたが、その後、関東地方から西に広まった。
分 類 被子植物 双子葉植物 合弁花類 ヒルガオ科
生活形 1年草
生 態
河原で人為的な影響のあるやや不安定な場所に多い。他の植物を覆ってつるを伸ばして茂る。
形 態
茎はつる性で、2〜3 mに伸びる。葉は互生し、ハート形で、ときに3つに分裂するものもある。花は夏から秋にかけて咲き、葉のつけ根から花枝を1〜2本出し、その上に花を1〜2個つける。花枝と花柄にはいぼ状の突起がある。これは本種の特徴である。
 花は合弁花で花びらは融合して花冠を形成する。花冠はじょうごのような形で、上からみると5角形の星形に見える。花冠は径約1.5 cm、白色で、ときに淡紅色。果実は平たい球形で、径7〜9 mm、種子は径4 mm弱で、黒色。
類似種
ホシアサガオはよく似ているが、花枝や花柄にいぼ状の突起がなく平滑である。ホシアサガオは広島県では少ない。
生育場所(太田川での分布)
可部から下流の河川敷などで見られる。
生活サイクル
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