マガキ
 Crassostrea gigas
分 布
本州、四国、九州に分布する。国外では中国に分布する。
分 類 ウグイスガイ目 イタボガキ科
形 態
殻長7.5〜8.8 cm、殻高2.0〜3.5 cm、殻幅4.5〜5.5 cm。殻は岩などに着生するため形態は一定しない。
 地色は黄白色で紫褐色の放射彩がある。幼時は葉状突起があるが、成長殻ではほとんどなくなり粗造面となる。
類似種
イワガキなどが類似する。イワガキの殻はマガキに比べて大きく、厚みがあることで区別できる。
生息場所
沿岸海域および河口部の潮間帯の岩などに着生している。
生活サイクル
繁 殖
産卵期は6〜8月頃で、親貝は一斉に卵、精子を放出する。受精した卵は受精の翌日には2枚の殻をもったD形幼生に変態し、2〜3週間浮遊生活を行った後、約0.3 mm以上で、岩などに着生するようになる。
食 性
周囲の水から浮遊物、主として植物プランクトンをろ過して摂取する。
  

マガキの着生状況
非常に美味であり、養殖が盛んに行われている。
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