キリギリス
 Gampsocleis buergeri
分 布
本州、四国、九州に分布する。
分 類 バッタ目 キリギリス科
形 態
成虫:体長26〜48 o。体は褐色または緑色で、背面は濃褐色である。翅(はね)は緑色で、翅長や黒斑の多少には地域により変異がある。
類似種
ハネナガキリギリスは北海道に、オキナワキリギリスは沖縄本島と宮古島に分布することで区別できる。
生息場所
陽当たりのよいやや背丈の高い草原に多く生息する。裸地や背丈の低いシバ草原には見られない。
生活サイクル
繁 殖
産卵:雌は土中に産卵する。卵で越冬する。
出現期:年1回発生する。暖地では6月下旬、寒冷地では8月上旬頃から鳴き始める。
食 性
雑食性だが肉食性が強く、他の昆虫などを捕食する。
「ギィーチョン」と鳴くのは雄だけで、雌はその音を聞いて雄に近づく。
雄は主に昼間に鳴き、占有性を示す。
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