ツユムシ |
Phaneroptera falcata |
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分 布 国内では、北海道、本州、四国、九州、対馬に広く分布する。国外では、台湾などに分布する。
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形 態 |
成虫:体長29〜40 o。体は濃緑色で背面の褐色線は不鮮明である。雌雄ともに後翅は前翅より長く、先端が突出する。背上に斜めに曲がった産卵管は、上縁が直線でのこぎり歯状、下縁は末端部のみのこぎり歯状で強く湾曲している。 |
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類似種 |
アシグロツユムシは、前肢に暗色点があるため全体が網目模様となり後肢の頸節が黒ずむことで区別できる。セスジツユムシは、背面に雄では濃褐色条、雌では黄白条が走ることで区別できる。 |
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生息場所 |
山地から平野部のやや背丈の高い明るい草原に多く生息する。 |
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生活サイクル |
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繁 殖 |
産卵:雌は葉の中に産卵する。卵で越冬する。 |
出現期:関東以北では年1回発生し、8月中旬に成虫が出現する。静岡以西では年2回発生し、7月中旬と9月に成虫が出現する。 |
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食 性 |
草食性で様々な植物の葉を採食する。 |
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○ |
「プツン」と鳴くがほとんど聞き取れない。 |
○ |
昼間に活動し、河原などでは背丈の高いヨモギなどの上にいる。 |
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