カワラバッタ |
Eusphingonotus japonicus |
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分 布 本州、四国、九州に分布する。日本固有種である。
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分 類 |
●本州、四国、九州に分布する。日本固有種である。 |
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形 態 |
成虫:体長は雄25〜30 o、雌40〜43 o。体は灰褐色から灰黒色。前胸背の前縁はやや円く、後縁はほぼ直角で尖らない。前翅は長く、淡い暗褐色で2つの暗色横帯をもつ。後翅には中央部に褐色の半円帯があり、その内側は鮮やかな青色である。後腿節は短く後半には2つの黒帯があり、後頸節は淡い藍色で幅広い黄帯を持つ。 |
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類似種 |
イボバッタは、頭部と前胸背面にイボ状の突起があることで区別できる。マダラバッタは、後頸節が赤・青・黒色の斑模様になることで区別できる。 |
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生息場所 |
河原のコブシ大の石が目立つ所に多く生息する。 |
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生活サイクル |
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繁 殖 |
産卵:雌は土中に産卵する。卵で越冬し、翌年の6月頃に孵化する。 |
出現期:年1回発生する。幼虫は8月上旬〜9月上旬に羽化する。 |
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食 性 |
雑食性が強く、イネ科の植物やクレソンなどの植物の他に小動物も採食する。 |
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○ |
爪間盤やふ節、頸節のトゲの発達が非常に悪いことから、草などによじのぼるのが得意でないことがうかがえる。 |
○ |
環境の改変に弱く、中流域で大きな河原が残るような河川にしか見られなくなっている。 |
○ |
後脚を前翅にこすりつけて、カシャカシャと音を出すことがある。 |
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