トノサマバッタ |
Locusta migratoria |
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分 布 国内では、北海道から沖縄まで日本全国に広く分布する。国外では、中国東南部、フィリピン、マレーシア、アフリカ、オーストラリアなど世界各国に広く分布する。
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形 態 |
成虫:体長は雄35〜40 o、雌45〜65 o。体は褐色型から緑色型まで様々な段階の色調を示し、稀にほとんど灰褐色のものまでいる。前翅は褐色で変化に富んだ黒紋を持つ。後翅は無色透明で基部のみが黄色を帯びている。前胸背肩部は角張り後方へ著しく開き、後縁後方は鋭く突き出している。 |
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類似種 |
クルマバッタは、後翅の中央部に半月状の黒帯を持つことや前胸背の正中線が高く盛り上がってアーチ状となることで区別できる。 |
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生息場所 |
河原や空き地、草原などの肥沃な土地に多く生息する。地上性で、墓地や造成地など人為的に改変された土地にも生息する。 |
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生活サイクル |
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繁 殖 |
産卵:雌は土中に産卵する。卵で越冬する。 |
出現期:年2回発生し、成虫は6〜11月頃に姿を現す。 |
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食 性 |
草食性で主にイネ科やカヤツリグサ科の植物を採食する。 |
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○ |
日本最大のバッタであるが、個体差も大きい。 |
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飛翔力が強く、とくに群生相では集団で長距離移動を行い、農作物にも広範囲の被害をあたえる。 |
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