南原ダム(なばらだむ)の発電

南原ダムは、太田川水系南原川(おおたがわすいけいなばらがわ)広島県広島市可部町地先(ひろしまけんひろしましかべちょうちさき)に、発電専用(はつでんせんよう)ダムとして昭和50年にできました。ダムは、ロックフィルダムとして、高さ85.5m、総貯水容量(そうちょすいようりょう)5,658千m有効貯水容量(ゆうこうちょすいようりょう)5,246千mで、揚水発電(ようすいはつでん)を目的とするものです。揚水発電(ようすいはつでん)とは、南原ダムで発電に使用した水を電力の余裕時(よゆうじ)にその電力を使って上流側の明神ダムにポンプで水を()い上げ電力不足のときにはその水を流して発電することができます。ポンプが使う電力は、深夜の(あま)った電力を使います。