昔の工事方法

昔の人々は大洪水(だいこうずい)がやってくると、小高い(おか)の上や、水のこない所へ身の回りの物を持ってにげていました。そして、水がひいたころに家に帰り、あらされた家や田畑をかたづけていたのでした。しかし、洪水(こうずい)をだまって見ているばかりではありません。くわ、もっこ、おいこなどの道具を使い、みんなで力をあわせて土手を高くしたり、土手を石がきでかためたりして水害をふせぐ努力をしていました。