2008年(H20年)の水害
 2008年8月26日〜8月31日/『平成20年8月末豪雨』
8月26日に低気圧が東シナ海を東に進み九州南部に接近した。これに伴い、27日にかけて西日本の太平洋側を中心に南から暖かく湿った空気が流れ込み大雨となった。また、この低気圧が日本の南海上に進んだ8月28日から31日にかけては、本州付近に停滞した前線に向って南から非常に湿った空気の流れ込みが強まり、大気の状態が不安定となって、東海、関東、中国および東北地方などで記録的な大雨となった。
  気象庁では、各地に於いて顕著な被害が発生したことから、「平成20年8月末豪雨」と命名した。
  広島県では、停滞前線の影響により大気の状態が非常に不安定となり、29日未明から昼ごろにかけて活発な積乱雲が次々に発生し、県内を東に進んだ。このため、広島県の一部では猛烈な雨となり、29日09時30分には福山市西部付近で解析雨量が約110ミリとなり、広島県記録的短時間大雨情報第1号を発表した。
  (資料参照/『平成20年8月末豪雨 平成20年(2008年)8月26日〜8月31日』より/気象庁)
主な被害地域  広島県 人的被害(名) 死者   0
住宅等被害(棟) 家屋全壊   0 負傷者   0
家屋半壊   0 行方不明   0
一部損壊   1 環境等被害(箇所) 崖崩れ  24
床上浸水  48 橋梁流出   −
床下浸水 689 河川損壊   −
その他     その他   −
(資料参照/『平成20年8月末豪雨による被害状況等について』より/平成20年9月10日 内閣府)
   
(資料参照/平成20年8月『平成20年8月29日に広島県で発生した強雨について』より
/気象速報 広島地方気象台)