1989年(H元年)の水害
 1989年6月8日〜7月18日/梅雨前線、台風6号による大雨
この期間の前半は北の高気圧の勢力が強く、梅雨前線は本州沿いあるいは南海上に停滞した。低気圧の接近時には、前線の活動が活発となり、たびたび大雨となった。
  6月23日、沖縄の南海上で発生した台風第6号は、南西諸島沿いを速い速度で北上し、24日05時半頃鹿児島県枕崎市付近に上陸した。台風は九州地方西部を北上した後、同日12時頃山口県萩市沖で温帯低気圧となった。台風の東側では暖湿気流が入り、東日本で200mmを超える大雨となった。
  (資料参照/『災害をもたらした気象事例(平成元年〜本年)>梅雨前線、台風第6号』他より
/気象庁ホ−ムペ−ジ他資料)
主な被害地域  山口県 人的被害(名) 死者    −
住宅等被害(棟) 家屋全壊    − 負傷者    −
家屋半壊    2 行方不明    −
一部損壊    − 環境等被害(箇所) 崖崩れ    −
床上浸水    1 橋梁流出    −
床下浸水  191 河川損壊    −
その他      その他    −
(資料参照/『山口県の主な気象災害』より/山口県)
   
平成元年(1989年)6月8日〜7月18日の降水量記録(気象庁ホ−ムペ−ジより)
台風6号の経路(気象庁発表台風経路図より)