安全で親しみある河川環境

広島城跡・堀川浄化事業

	平成十七年の年頭にあたりまして、日頃の当事務所に対するご支援、ご指導に対して感謝申し上げますとともに、本年も引き続きご指導よろしくお願いいたします。
	昨年は「災」の字が年を表す漢字に選ばれたように梅雨前線や台風による豪雨をはじめ地震や噴火といった自然災害が全国各地を襲いました。ここ広島の地でも台風十六号、十八号、二十三号による高潮や強風により浸水や倒木等の被害が発生いたしました。幸いなことに人命に関わるような被害は発生いたしませんでしたが、地球の温暖化傾向は続いており豪雨災害は日本のどこで起こっても不思議ではありませんので、地元自治体や町内会などと連携をとりながら高齢者など自力では避難の困難な方々を安全に避難していただけるような体制の整備を図っていきたいと考えています。皆様のご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
	また、高潮堤防や砂防ダムなどの整備により地域の安全を確保しながら、潤いと賑わいのある水辺となるような河川環境整備も行い遊びの場としての河川に注目していただけるようにしていきたいと思います。

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