川の水がどれくらいきれいだと魚がすめるの?



 環境庁(かんきょうちょう)が昭和46年に定めた「水質環境基準(すいしつかんきょうきじゅん)」は、川に生息する魚にとって必要な川の水質(すいしつ)(しめ)すひとつの目安となります。そこでは、河川水域(かせんすいいき)がAA、A、B、C、D、Eの6つの分類に分けられています。そのうち、魚にかかわるものとしては、水産利用の観点から水産1級、水産2級、水産3級に分けられます。

 水産1級:イワナ、ヤマメなどが生息できるきれいな水域(すいいき)
 水産2級:アユ、サケなどが生息できる水域(すいいき)
 水産3級:コイ、フナなどの生息するやや(よご)れた水域(すいいき)