大八車(だいはちぐるま)



 大型の荷車で、代八車とも書かれます。車台の大きさは、長さ1(たけ)もの(約3m)を十代、9(しゃく)もの(約2.7m)を大九、8(しゃく)もの(約2.4m)を大八、それ以下を大七と()んでいたので、大八車の名前は荷車の長さからきたものではないかといわれています。
 大八車は、木材・石・米など荷物の運搬(うんぱん)に使用し、牛に引かせることがほとんどでした。