モニターの仲間（なかま）からメダカについての報告（ほうこく）が届（とど）いたよ。 メダカには、もともと自然（しぜん）の中に棲（す）んでいる黒っぽい色（いろ）をしているものと、 人が飼（か）いやすくしたオレンジ色のもの（ヒメダカというんだ）がいるんだ。 飼（か）っているメダカはどちらかな？

●石通秀行（いしどおりひでゆき）くん 　からのはがき （平成１５年１０月５日） 　ぼくの家でメダカを飼（か）っています。たまごから飼（か）い始（はじ）めて２ヶ月（かげつ） になります。だいぶん大きくなりました。オスとメスの見分け方は学校で教（おし）えてもらったけど今ではちょっと分かりません。 見分けれるようになったら連らくします。

石通（いしどおり）くんが送（おく）ってくれたイラストです！！ 　メダカは水路（すいろ）や小川（おがわ）などの、流（なが）れの緩（ゆる）やかな場所（ばしょ）に棲（す）んでいて、 プランクトンや小さな昆虫（こんちゅう）などを食（た）べているんだ。 　昼間（ひるま）は、浅（あさ）いところでたくさん餌（えさ）を食（た）べて、夜（よる）になると、 少し深（ふか）いところや水草（みずくさ）の中などで過（す）ごすんだよ。 　自然（しぜん）の中では、メダカは春（はる）から秋（あき）にかけて卵（たまご）をうむんだ。 飼（か）っているメダカは、水温（すいおん）や光（ひかり）などが合えば冬（ふゆ）でも卵（たまご）をうむこともあるよ。 卵（たまご）は水草（みずくさ）などにうみつけられて、１〜２週間（しゅうかん）するとかえるんだ。 ４カ月（げつ）から半年（はんとし）ぐらいで親（おや）になるよ。 　メダカは流（なが）れのある場所（ばしょ）では、いつも流（なが）れに頭（あたま）を向（む）けて泳（およ）いでいるよ。 こうしていれば、体（からだ）のバランスをとりやすくて、流（なが）れてくる餌（えさ）も見つけやすいんだ。 水槽（すいそう）の中でも、流（なが）れをつくると確（たし）かめられるよ！

メダカはよく群（む）れて泳（およ）いでいるよね。 群（む）れることで捕（つか）まりにくくしているんだ。 仲間（なかま）たちと力を合わせて、たくさんの目でまわりを見ることで、 鳥（とり）や大きな魚（さかな）が近（ちか）づいてくるのを早（はや）く見つけたり、 おそわれたときには散（ち）らばって、捕（つか）まりにくくするんだよ。 　ほうこく 　石通秀行（いしどおりひでゆき）くん、１回目の報告（ほうこく）ありがとう！ 　オスとメスの見分け方が分かったら、またみんなに報告（ほうこく）してね！

●とじる