太田川の中流には
どんな生きものがいるのかな?



中流域の魚
オイカワ(地方名 はえ、はや)大きさ15cmくらい。しりびれが長い。

カマツカ(地方名 すなすり)大きさ20cmくらい。下にのびる口の砂の中の餌(えさ)を食べます。
ムギツク(地方名 むぎ、むぎっこ)大きさは15cmくらい。はっきりした、たての黒い線が特ちょう的。
オヤニラミ(地方名 よつめ、とうさぶろう)大きさは10cmくらい。えらぶたに丸い目のような模様があります。
アユ 大きさは10〜30cmくらい。夏の川釣りの代表。平瀬になわばりをつくり、石についている藻(も)を食べます。
す。
花に集まる虫
セイヨウミツバチ
ホソヒラタアブ
コアオハナムグリヤマトシジミ
 
ベニシジミ 
中流域のカエルたち
アマガエル 3cmくらいの大きさ。目を通る黒っぽい線が特ちょうです。産らん期は4月から7月。クワッ、クワッと鳴きます。
トノサマガエル 大きさは7cmくらい。オスとメスとでは体の色がちがい、産らん期のオスは金色になります。産らん期は4月から5月。グルルル・・・と鳴きます。
ウシガエル 15cm以上にもなる大きなカエル。アメリカから食用に持ってこられたものがにげ出して増えています。産らん期は5月から9月。ヴォン、ヴォンと牛のような声で鳴きます。
ヌマガエル 大きさは4cmくらい。ツチガエルに似ていますが、あごとおなかが白いので見分けられます。産らん期5月から8月。キャウ、キャウと鳴きます。
 
ツチガエル 大きさは4cmくらい。体中にイボがあるのでイボガエルともいわれます。つかまえるとくさいにおいを出します。産らん期は5月から9月。グーグー、コッコッコッと鳴きます。 
太田川中流域で見られる鳥
ハシボソガラス 50cmくらいの大きさ。ガーガーと鳴きます。餌(えさ)や、光るものを隠す習性があります。1年中見られます。
イカルチドリ 大きさは20cmくらい。ピオピオと鳴きます。河原の石の間に巣を作ります。たまごやヒナは、周囲にとけ込むような色をしています。1年中見られます。
セグロセキセイ 大きさ21cm。白と黒の、色のはっきりした鳥。ジジッ、ジジッと鳴きます。親は、メスのヒナよりオスのヒナの方をよく世話をします。1年中見られます。オオヨシキリ 大きさは18cmくらい。地味な鳥だが、真っ赤な口を開けて大声でギョギョシ、ギョギョシとさえずります。1羽のオスが複数のメスとつがいになります。1年中見られます。
ヒヨドリ 大きさは28cm。全身灰色の鳥。ピーヨピーヨと大声で鳴きます。甘いものが大好きで、サクラやツバキのみつや、熟した柿などに集まります。1年中見られます。ヒバリ 大きさは17cmくらい。頭に冠羽(かんう)があります。空中にとまったまま、複雑な声でさえずります。1年中見られます。
危険な動植物
ドクガ(幼虫・成虫)
前年の秋に生まれた幼虫が集団で冬を越します.
幼虫は体に毒針毛の束をもち皮膚に触れると炎症を起こします.
イラガ
庭にいる有毒の毛虫としては、ドクガの仲間と並んで刺されることの多い毛虫です。からだに多くのトゲを持った肉質の突起があり、中空で体内の毒腺につながっていて、刺すと同時に相手に毒液を注射します。

ヤマウルシ
葉は幹の頂から出て
11〜17枚の小葉からなり、葉軸が赤褐色で目だつ。
秋の紅葉は美しい。さわるとかぶれます。

  
ハゼノキ
熱帯〜亜熱帯の照葉樹林に生育する。 無毛で光沢、触ってもあまりかぶれないらしいが、注意が必要。
  
ハチ類
毒牙をもっている。
写真はオススズメバチ。
スズメバチ中の世界最大種で、特に攻撃性が強い。刺された場合には抗ヒスタミン剤の塗布、ショック症状が強い場合には速やかに病院へ運ぶ。
マムシ
おとなしい蛇で毒の量は少ないが毒性が強く年に数人が亡くなっている。かまわないのが一番

カバキコマチグモ
「三角おむすび形」のすみかをつくり、この中に卵 をうむ。
日本のくもでは、かまれるといちばん痛い。
ヤマカガシ
本土でよく見られる蛇で食料は主にカエルを食べる。 おとなしいのですが比較的強い毒を持っていることが知られる。また、首筋から毒を分泌し、これが目に入ると失明をするおそれもある。
ギギ
8本の口ひげがあり、尾ビレは後ろ縁は深く切れ込む。
アカザ
石の下などに昼間はかくれ、夜、大型昆虫などを食べます。 背びれと胸びれのとげに毒をもち、刺されるとかなり痛い。



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