大雨が降って洪水になると、道路がくずれたったり、川沿いの町が水びたしになったりすることがあるんだ。水害ってとてもこわいんだ。みんなも僕たちと一緒に水害について勉強しよう!


平成11年6月29日の様子ようす
28日深夜からの雨の降った量は、大朝町で199mmに達したのをはじめ、呉市で167mm、東広島で97mmを観測しました。このうち、呉市では午後4時に観測史上(かんそくしじょう)2番目という時間雨69.5mmを記録。文字どおりの「集中豪雨」によって市内の道路は水があふれ、家の中にも水が入り込む被害を受けました。
最多時間雨量図さいたじかんうりょうず
6月29日の最大1時間雨量(単位mm)
一時間で何mm降ったかな?

降水のがいよう

梅雨前線(ばいうぜんせん)の北上により、28日22時頃から降りはじめた雨は、中国地方に暖かい湿った空気が流れ込み、梅雨前線(ばいうぜんせん)の活動が活発(かっぱつ)になったことで、広島県全域をおそう大雨となりました。
梅雨前線(ばいうぜんせん)の活動が活発(かっぱつ)になった29日の11時から16時にかけて降り続いた雨は、太田川流域の各観測所での最多時間雨量が、戸山で63mmを記録したほか、飯室で50mm、鈴張で49mm、南原47mm、大林では46mmと時間雨40mmを超える雨量を観測しました。29日18時頃には、雨はおさまってきましたが、降りはじめから30日午後までの総雨量は、戸山で272mm、鈴張では211mm、七曲で209mm、飯室では206mmを記録しました。