安野吊り橋跡
程原の渡し
坪野の水ハネ(坪野の水路)
津浪の環流丘陵
舟つなぎ石
七夕橋
堀八幡神社(大石灯篭)
轟(とどろき)
蛇の穴
明神さん
安野吊り橋跡
昭和27年に約8ヶ月をかけて完成された吊り橋の跡。現在では新しい安野橋が架けられているが、かつての吊り橋の基礎がたもとに残されている。
程原の渡し
太田川で最後まで残っていた渡し。川にあるワイヤーを舟に乗って引っ張ることで、対岸渡っていました。現在では渡りは行われておらず、太田川唯一の潜り橋が架けられています。
坪野の水ハネ(坪野の水路)
坪野地区は昔から水路が発達していました。現在では、この水路に鯉を飼っており、町の憩いの場となっています。また、大きな出水から民家や田畑を守るよう川の流れを変えるために作られた水ハネも見られます。
津浪の環流丘陵
古くはΩ型の流路でしたが、曲流部分に対して直線的に岩盤を浸食する力が強く、曲流部を残し直線状の流路を形成しました。この曲流部に残された地形を環流丘陵と呼びます。雄大な自然の力を感じることができるポイントです。
舟つなぎ石
古くから山陽と山陰を結ぶ交通の要衝として栄えたこの地は、船着場としても栄え、舟止めに使われた穴を開けた石が残っている。
七夕橋
以前架けられていた吊り橋の橋台が2基残っていたので、周辺の人々は七夕橋と呼んでいた(?)。現在は右岸側の橋台のみが残っている。
堀八幡神社(大石灯篭)
長和四年(1015)、豊前国宇佐八幡宮より分けられまつられた古社。現在でも、室町時代より伝承されている「流鏑馬神事」が行われている。また、自然石を使って作られたものとしては日本一の大石燈籠がある。
轟(とどろき)
渡しの合図で船端をたたいていたその音がこだましてとどろくことからこの地名がつきました。
蛇の穴
大きな穴があり、むかし大蛇がいたという伝説が残っています。また、その穴が筒賀まで通じているという話しもあるとかないとか。
明神さん
明神さんは別名を滝御前神社といい、太田川の本流と支流柴木川の合流する出合に位置しています。度重なる洪水によって水に対する畏怖の念が強く、そこで、海川交通の守護神である宗像大社の三女神の一神、市杵島比売神の分霊をまつり、加護を祈願したのがこの神社です。