| 分 類 |
ニシン目 ニシン科 コノシロ属 コノシロ |
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| 分 布 |
東北地方南部以南の西太平洋、日本海南部、東シナ海、南シナ海北部 |
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| 呼び名 |
シンコ（約4cm）→コハダ（約10cm)、→ナカズミ（約12cm）→コノシロ（約15cm以上）と、成長するごとに呼び名が変わる出世魚。約一年で成熟する。
地方名は、コハダ（関東）、ツナシ（関西）、ハダラコ（北九州）、ヨナ（浜名湖）、ハビロ（佐賀県）、ドロクイ、ジャコ（高知県）など。 |
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| 形 態 |
成魚は全長25ｃｍほどで、体は平たい。
色は背側が青黒く、腹側は銀白色。鰓蓋の後に黒い斑点がひとつある。
体の上半分は小さな黒い斑点が線上にたくさん並んでいる。
背びれの最後の軟条が糸状に伸びている。 |
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| 類似種 |
同じニシン科のサッパと似ているが、サッパは背びれの軟条が伸びていない、
頭部の後方に黒い斑点がないことなどで区別される。 |
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| 生息場所 |
春〜秋は沿岸部や、内湾の河口などの汽水域に群れで棲息する。
冬は湾口部の比較的深い場所に移動して越冬する。 |
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| 生活サイクル |
仲間のマイワシなどは群れになって表中層を活発に泳ぎ回るが、コノシロは
大規模な回遊は行わず、一生を通して生息域を大きく変えることはない。 |
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| 食 性 |
植物性プランクトンを捕食して成長する。 |
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| 産卵期 |
春〜初夏 |
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| 産卵場所 |
内湾の浅瀬や河口域 |
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| 産卵行動 |
日没後に一斉に産卵する。
卵・仔魚：卵は球形で1.5mmほどの浮遊卵で、2〜3日でふ化する。 |
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| 備 考 |
焼くと独特の匂いがする。 |
