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国道29・53号全線 凍結防止対策
当出張所では、冬場になると国道29号及び国道53号の交通確保のため、道路除雪を行っています。また、除雪後の路肩から雪解け水の流出による、路面凍結防止のための凍結防止剤散布も行っています。
このたび、特にこの雪解け水による路面凍結の防止対策に着目し、道路の路肩に溝を切る『グルービング工法』 を実施しました。 尚、この『グルービング工法』は、当出張所管内では初めての工法となります。これにより路面凍結のスリップ事故の減少が期待されます。
『グルービング工法』とは?
道路の路肩に溝を切る(グルービング)ことにより、路肩の雪解け水が道路面に流入することを防止する工法です。このことにより、路面に水がなくなり凍結を防止します。
●施工風景
●現場写真 【施工前・施工後】
施工前
グルービング施工後
※ ↑クリックすると拡大します
●合同点検
3月16日、若桜町岸野のグルービングの現場で、当出張所、郡家警察署・智頭警察署と地元住民、地元交通安全協会員が参加して、合同現場点検を行いました。
郡家警察署・智頭警察署の国道29・53号線でのスリップ事故の概要などの説明の後、当出張所長より、グルービングの工法や凍結表示板など凍結事故防止対策の説明が行われ、参加者全員で実際のグルービングの溝を間近で確認しました。 参加者の方からは「グルービング工法を他の場所にも行ってほしい」、「ドライバーの意見を聞いて徹底して安全な道路にしてほしい」 などの意見がありました。
参加者の皆様からの意見は来年度冬の凍結防止対策に活かしていく予定です。
警察署より説明
グルービングの説明