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まず、市町村合併によって、流域圏会議はどのように変わるんですか? |
いやそんなに変わりません。なぜかというと、もともと千代川流域圏会議は、「千代川」によって結ばれた地域のみんなの会議です。市町村の枠組みを超えてみんなで何かをしようという会議なので、これからも中身はそんなに変わりませんよ。
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みんなが楽しみにしている千代川フェスティバルも毎年開催されるんですね。 |
もちろんです。千代川フェスティバルと千代川流域圏会議の会場は、市町村が合併しても、これまでと同様の旧町村境で順番に開催していく予定です。上流、中流、下流の皆さんが一同に集まる機会ですので、千代川流域の様々なところで実施するのが一番です。
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現在、とっとり政策総合センターでは「地域の自立」というテーマで調査研究を行っているそうですが・・・ |
流域圏会議との関連で言えば、地方分権の時代であるこれからは、地域がそれぞれの特性や魅力を発揮しながら、産業や経済を発展させていくことが大切です。「千代川」、そして「千代川の美しい水」というのは地域にとって大きな魅力です。例えば、よい水というものを産業に変えていくなど、流域の地域には可能性は溢れていると思います。それに、流域圏会議の機能として、上・中・下流、そして都市と地域との交流というものも大切です。鳥取市の都市部にいる人が週末は地方で農業に参加したり、川遊びをしたり、また逆に地方の人が都市に賑わいを感じに行ったりという、地域間の交流が盛んになっていけばよいと思います。 |