近年、地球温暖化にともなう気候変動による影響として、水災害、土砂災害、高潮災害の頻発化・激甚化が懸念されています。
今秋、日本列島を襲った台風12号や15号では、各地で水災害や土砂災害が発生し、あらためて自然の猛威を思い知らされ
ました。
そのため、千代川流域では「気候変動にともなう防災・減災を考える会」(千代川流域圏会議・分科会)を設立し、水災害に対して
「犠牲者ゼロ」に向けたソフト的な対策に取り組んでいます。
このフォーラムは、洪水がきても「我が身は自分で守り、みんなで守る」ための経験と知恵を学び、住民と行政機関との連携のもと、
地域社会で水災害への備えを行っていくことを目的として開催したものです。
当日は雪の中、防災リーダーをはじめとする約150名の聴講者が集まり、熱心に講演を聞いていただきました。
■日時
平成25年1月26日(土)午後1時30分〜午後4時30分
■会場
鳥取市民会館 大ホール
■参加者
参加者:一般住民、防災リーダー、大学関係者、行政職員等 約150名
■プログラム
●【主催者挨拶】 |
千代川流域圏会議会長![]() |
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●第一部【講演】 |
「九州北部豪雨・矢部川の災害について」 |
山本 正司 氏(国土交通省 中国地方整備局 土砂防災対策分析官) | |
「平成21年台風第9号災害の記録と復興について」 | |
久保 正彦 氏(佐用町企画防災課 まちづくり企画室長) | |
●第二部 【パネルディスカッション】 |
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パネリスト
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檜谷 治 氏(千代川流域圏会議・分科会委員長,鳥取大学大学院 教授) |
谷口 聡 氏(富桑地区防災・防犯連絡協議会 副会長) | |
山根 洋治 氏(鳥取市自主防災会連合会 明徳地区評議員) | |
前田 誠 氏(鳥取市自主防災会連合会 大正地区評議員) | |
松下 達夫 氏(鳥取市防災調整監危機管理課 参事) | |
丸毛 裕治 氏(鳥取県県土整備部 河川課長) | |
犬山 正 氏(鳥取河川国道事務所 副所長) | |
コーディネーター |
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●【閉会挨拶】 |
鳥取河川国道事務所所長 田中 衛 氏 |
■講演会の様子
