千代水出張所・河原出張所
千代川の今と昔
 今も残る治水あれこれ
 ●護岸(ごがん)
堤防は土でできているので、護岸や水制(すいせい)をつくって堤防がこわれるのを防(ふせ)ぎます。
河原町稲常
稲常(いなつね)橋の近くで見つかった、江戸(えど)時代につくられた護岸(ごがん)です。これを石づみ、石ばり工と言います。
河原町稲常
堤防の斜面(しゃめん)に石をしき、柳(やなぎ)の木を植えた護岸を柳枝工(りゅうしこう)と言います。
 ●水制(すいせい)
川の流れが、いきおいよく当たる所に、丸太(まるた)や石をつめたかごなどを置(お)き、水のいきおいを弱める役目をします。
木のくいを打ち、まわりに石をつんで中に石を入れた水制、これを石づみくい出し水制と言います。
これらは古くから行(おこな)われているもので、今でも行われています。
護岸や、水制にはこのほかにいろいろな種類があります。
まえのページへ 千代川の今と昔トップへもどる つぎのページへ