佐波川の特性を生かし、水と緑の環境を保全・創出、個性豊かな活力ある地域づくりを支援するとともに、安全で安心して暮らせる国土づくりを目指します。
佐波川概要
流域の概要
佐波川は、その源を山口・島根県境の三ツヶ峰(標高969.6m)に発し、山間峡谷部を流れ、島地川等の支川(本川に合流する河川)を合わせ、その後、防府市街地北部を流れ、周防灘に注ぐ、幹川(佐波川本川)延長56km、流域(集水)面積460km2の一級河川です。年間降水量は山口市徳地堀より下流域で約1,800mm、上流域・周南市域で約2,000mmです。 |
佐波川流域は山口県のほぼ中央に位置し、その流域は防府市、山口市、周南市の3市からなっています。 |
山間峡谷部を流れる山口市徳地堀より上流部は、河川の勾配が1/100以上の山地渓流で、アカザやアマゴが生息しています。
中流部は河川の勾配が約1/300〜1/450で、固定堰(ゲートなど可動部分の無い堰)が随所に存在し、堰上流の貯水区間と瀬が連続しており、水際の穏やかな流れには、オヤニラミやスナヤツメなどが生息しています。
防府市上右田より下流部は河川の勾配が約1/500と比較的急流で、本流は左右に蛇行し砂州が交互に形成しています。
下流域でありながら水質が良好であるため清流を好むゲンジボタルが生息し、また、新橋付近はアユの産卵場となっています。 |
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