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 一般国道191号萩・三隅道路
再評価結果
事業名 一般国道191号萩・三隅道路
事業区分 一般国道(二次改築)
事業主体 国土交通省 中国地方整備局
起終点 自:山口県長門市三隅中 至:山口県萩市椿
延長 15.2km
事業概要  一般国道191号は、山口県下関市から萩市、島根県益田市を経由し広島県広島市に至る延長約295kmの主要な幹線道路である。
 萩・三隅道路は、国道191号の現道通行規制区間の代替路を確保するとともに、広域交流を促進することを目的とした延長15.2kmの4車線道路である。
  1. H4年度事業化
  2. H4年度都市計画決定
  3. H6年度用地着手
  4. H8年度工事着手
全体事業費 1,057億円
事業進捗率 32%
供用済延長 −km
計画交通量 13,600〜14,000台/日
費用対効果
分析結果
B/C 総費用
(残事業)/(事業全体)
総便益
(残事業)/(事業全体)
基準年
(事業全体) 1.1 
(残事業)  2.1
520/1003 億円

■事業費:456/940億
■維持管理費:63 /63 億円
1094/1094 億円

■走行時間短縮便益: 992/992億円
■走行費用減少便益: 69/ 69億円
■交通事故減少便益: 32/ 32億円
平成18年

※総費用、総便益とその内訳は、各年次の価額を割引率を用いて基準年の価値に換算し累計したもの。
感度分析の結果  残事業について、感度分析を実施
  ・交通量変動:B/C=2.4(交通量+10%) B/C=1.9(交通量-10%)
  ・事業費変動:B/C=1.9(事業費+10%) B/C=2.3(事業費-10%)
事業の効果等   ・緊急輸送道路が通行止になった場合に大幅な迂回を強いられる区間の代替路線を形成する
  ・現道等の事前通行規制区間、特殊通行規制区間又は冬期交通障害区間を解消する
  ・主要な観光地へのアクセス向上が期待される
   他19項目に該当
関係する地方公共
団体等の意見
 本道路の整備により、高速交通サービスの提供が可能になるとともに、現国道191号の事前通行規 制区間(連続雨量150mm L=8.7km、連続雨量250mm L=1.4km)のリダンダンシーが確保されるため、山 口県知事、萩市長など3市町の首長で構成される国道191号整備促進期成同盟会など複数の団体から 強く整備を求められている。
事業採択時より再評価実施時
までの周辺環境変化等
 特になし
事業の進捗状況、
残事業の内容等
 平成17年度末時点で、用地買収については約66%程度が完了。
事業の進捗が順調でない理由、
今後の事業の見通し等
 三隅IC〜明石IC間について、平成19年度の供用を目指し、事業を進めているところである。
施設の構造や工法の変更等  ランプ形状の見直しにより橋梁部を土工部へ構造変更した。橋脚施工の際に新工法を採用し切土量の削減を図った。建設副産物の発生抑制や再生材利用等により、今後ともコスト縮減に努めることとしている。
対応方針  事業継続
対応方針決定の理由  以上の状況を勘案すれば、事業の必要性、重要性は変わらないと考えられる。
事業概要図
事業概要図
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