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 一般国道2号下関拡幅
再評価結果
事業名 一般国道2号下関拡幅
事業区分 一般国道
事業主体 国土交通省 中国地方整備局
起終点 自:山口県下関市一の宮住吉三丁目 至:山口県下関市椋野町二丁目
延長 2.7km
事業概要  一般国道2号は、大阪市を起点とし、瀬戸内海沿岸の諸都市を連絡し、北九州市に至る延長約680kmの主要幹線道路である。
下関拡幅は、下関市一の宮地区から椋野地区における交通混雑緩和及び交通安全確保を目的として計画された延長2.7kmの6車線の拡幅事業である。
  1. S50年度事業化
  2. S49年度都市計画決定
  3. S51年度用地着手
  4. S59年度工事着手
全体事業費 190億円
事業進捗率 77%
供用済延長 0.8km
計画交通量 32,100〜50,800台/日
費用対効果
分析結果
B/C 総費用
(残事業)/(事業全体)
総便益
(残事業)/(事業全体)
基準年
(事業全体) 1.4 
(残事業)  3.7
35/267 億円

■事業費:29/259億
■維持管理費:5.4/8.1 億円
130/371 億円

■走行時間短縮便益: 99/304億円
■走行費用減少便益: 26/ 52億円
■交通事故減少便益: 4.9/ 15億円
平成20年

※総費用、総便益とその内訳は、各年次の価額を割引率を用いて基準年の価値に換算し累計したもの。
感度分析の結果 残事業について、感度分析を実施
・交通量変動:B/C=4.9(交通量+10%) B/C=3.0(交通量-10%)
・事業費変動:B/C=3.5(事業費+10%) B/C=4.1(事業費-10%)
事業の効果等     ・円滑なモビリティの確保:渋滞損失時間の削減
・安全で安心できる暮らしの確保:三次医療施設へのアクセス向上
のほか16項目に該当
関係する地方公共
団体等の意見
 下関市国道2号建設整備促進期成同盟会(H20.7)から当該区間の拡幅事業について、早期全線供用の要望を受けている。
事業採択時より再評価実施時
までの周辺環境変化等
 沿道に複数の流通関連施設(新下関卸団地,下関市地方卸売市場)の立地により、出入り交通と通過交通が錯綜し、円滑な交通ならびに交通安全の確保が困難となっている。
事業の進捗状況、
残事業の内容等
 平成13年度までに、用地買収が全て完了し、現在までに、山の谷交差点〜椋野交差点までの0.8km及び椋野ランプ橋立体化が供用済み。
事業の進捗が順調でない理由、
今後の事業の見通し等
 投資効果の早期発現を図るため段階的に整備しており、残る区間についても早期供用を目指し、引き続き工事を推進する。
施設の構造や工法の変更等  「橋梁構造形式の変更」などによりコスト縮減を図っている。
対応方針  事業継続
対応方針決定の理由  以上の状況を勘案すれば、事業の必要性、重要性は変わらないと考えられる。
事業概要図
事業概要図
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