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 用語解説

二酸化窒素(NO2)
 窒素酸化物は、ものの燃焼や化学反応によって生じる窒素と酸素の化合物で、主として一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)の形で大気中に存在する。
発生源は、工場・事業所、自動車、家庭等多種多様である。発生源からは、大部分が一酸化窒素として排出されるが、大気中で酸化されて二酸化窒素となる。
二酸化窒素は、高濃度で呼吸器に影響を及ぼすほか、酸性雨及び光化学オキシダントの原因物質になると言われている。このため、環境基準は「1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.006ppmまでの範囲内またはそれ以下であること」とされている。(出典:環境省ホームページ「そらまめ君」)

浮遊粒子状物質(SPM)
 浮遊粉じんの内、粒径10μm以下の粒子状物質のことをいい、ボイラーや自動車の排出ガス等から発生するもので、大気中に長時間滞留し、高濃度で肺や気管などに沈着して呼吸器に影響を及ぼす。このため、環境基準は「1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること」とされている。(出典:環境省ホームページ「そらまめ君」)


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最終更新日2006/2/8