平成6年に西日本をおそった異常気象は、近年まれにみる大規模な渇水現象を呈し、長期的にわたり各地で被害を与えました。特に、沿岸部や島しょ部は最も著しい被害を受けています。
広島気象台の明治12年以降の6月から10月の降雨記録によると、平成6年の降雨量(296.0mm)は116年間のうち最小雨量となっています。
 小瀬川においては、25年に1回の渇水状況となり、弥栄ダムがない場合は8月から284日にもおよぶ取水制限が実施されたこととなります。
弥栄ダムの利水容量により取水制限期間を約半分に防ぐとともに、その影響程度の緩和を図ることが出来ました。
渇水!!