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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン

【第89号:平成25430日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、

お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。

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■■目次■■

 

《整備局からのお知らせ》

【1】編集長就任にあたって

【2】「宅地の液状化被害可能性判定に係る技術指針」について

【3】津和野町の歴史的風致維持向上計画が新たに大臣認定されました!

【4】第9回住まいのまちなみコンクールのお知らせ■■■

 

《地方公共団体からのお知らせ》

【5】津山市中心市街地活性化基本計画が認定されました

【6】周南市中心市街地活性化基本計画が認定されました

 

《募集について》

【7】地域づくり活動に対する中間支援活動の取組事例の募集について■■■

 

《全国都市緑化フェア情報》

【8】都市緑化とっとりフェア通信 第15

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【1】編集長就任にあたって

【中国地方整備局 建政部 都市調整官 村尾 好昭】

 

 中国地方の皆様、この度、4月1日の異動で、中国地方整備局建政部都

市調整官を拝命しました村尾と申します。前職は、同じ建政部内で住宅調

整官を2年間しておりました。この度、建政部メールマガジンの編集長を

仰せつかりましたので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 このメールマガジンでは、主に「まちづくり、住まいづくり」について

の最近のホットな話題、情報を、当方の担当者から、自治体の皆様にお届

けしています。

 最近の日本を見てみますと、急速な高齢化に伴い人口の減少と国境を越

えたボーダレスな経済状態の中で、その時代の流れに対応すべく、都市・

住宅に関する課題も多様化し大きく変化しており、都市・住宅整備を担当

する皆様方におかれましては、ご苦労が多いことと思います。

 その対応で忙しい業務の合間に、引き続き『いっぷく気分』でこのメー

ルマガジンを見ていただき、新しい話題や施策などに触れることによって、

新たな発想や業務の進め方の参考などに繋がれば幸いだと思っています。

 また、地元発でそんな話題があれば、是非とも自治体の皆様からの投稿

をお待ちしております。更に、このメールマガジンを通じて、発信者と

受信者、受信者同士の相互情報交流へと発展して、中国地方が活性化して

行ければ良いことだと思っているところです。

 厳しい時代ですが、そんなことを思いながら、楽しく「まちづくり、住

まいづくり」の情報発信、情報共有、情報交流が出来るようなメールマガ

ジンになるよう編集に努めたいと思いますので、宜しくお願いします。

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【2】「宅地の液状化被害可能性判定に係る技術指針」について

【都市・住宅整備課 企画調査係長 梅谷 昌幸(内線6165)

 

 メールマガジン NO.88にて「宅地の液状化被害可能性判定に係る技術指

針(案)」につきまして情報提供をさせて頂きましたところですが、その

後、地方公共団体や関係学会の意見を聴き、平成2541日付けで都市

局長から都道府県知事等に対して技術的助言として「宅地の液状化判定に

係技術指針」が発出されました。

この指針は、地盤に関する研究会や技術者から成る公益社団法人地盤工学

会から「現在の研究や技術レベルからみて妥当」という意見をいただいた

こともあり、指針(案)から大きく変更となった点はございません。

なお、この指針の取り扱いについては、宅地の液状化に関する調査や対策

を義務付けるもんもではありませんが、少なくとも今後開発・造成される

新たな宅地については、この基準を参考にして、より安全な宅地供給が行

われることを期待するとともに、既存の宅地についても、民間の自主的な

取り組みにおいて広く活用されることを期待するところです。

 

内容の詳細については、以下のホームページをご確認下さい。

 http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi06_hh_000009.html

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【3】津和野町の歴史的風致維持向上計画が新たに大臣認定されました!

【都市・住宅整備課 企画調査係長 梅谷(内線6165)

 

 「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史ま

ちづくり法)第5条に基づき、計画認定申請された島根県津和野町の歴史

的風致維持向上計画が、平成25411日に主務大臣(文部科学大臣、

農林水産大臣、国土交通大臣)により認定されました。

 これにより、全国の歴史的風致維持向上計画の認定数は38市町となり、

中国地方では、7市町(山口県萩市、岡山県津山市、岡山県高梁市、島根

県松江市、広島県尾道市、広島県竹原市、島根県津和野町)となりました。

 今後は、認定計画に基づき国の支援施策等を活用した歴史まちづくりが

推進されます。

 

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。

 http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000123.html

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【4】第9回住まいのまちなみコンクールのお知らせ■■■

【都市・住宅整備課 住宅・宅地係長 増川(内線6185)

 

 地域住民により育まれている「住まいのまちなみ」を表彰・支援する『

第9回住まいのまちなみコンクール』の募集が開始されます。

 

1.応募対象

 維持管理活動を開始してから10年以上経過している住宅地で、30戸

以上の集団で一体的な活動を行っており、下記の@、Aのどちらかの条件

を満たすこと。

 @良好な景観が掲載されている戸建住宅を中心とした住宅地で、適切な

  維持管理が行われていること。

 A戸建住宅を中心とした既成住宅地において、まちの資源を適切に保全

  ・活用した、まちなみづくりが行われていること。

  (伝統的建造物群保存地区を除く)

 

2.応募者の資格

 地域の維持管理活動を行っている団体(例:町内会、自治会、管理組合

、建築協定に基づく運営委員会、地域NPOなど) 

 

3.募集期間

 平成25年5月1日(水) 〜 8月31日(土)

  ※入選発表 平成26年1月

 

4.表彰

 ●国土交通大臣賞・・・・・1点/賞状

 ●住まいのまちなみ賞・・・4点/賞状

  ※受賞5団体に対しては、維持管理活動の推進のための調査検討経費

   として、50万円(1団体・1年あたり)が3年間支援されます。

 

主催:まちづくり月間全国的行事実行委員会、(一財)住宅生産振興財団

   、(一社)住まい・まちづくり担い手支援機構

連絡先:(一財)住宅生産振興財団 住まいのまちなみコンクール事務局

    TEL03−5733−6733 FAX03−5733−6736

 

詳細は下記ホームページをご覧下さい。

 http://www.machinami.or.jp/

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【5】津山市中心市街地活性化基本計画が認定されました

【津山市総合企画部都市再生推進室 主査 小須田純】

 

津山市中心市街地活性化基本計画は、平成25年3月29日に内閣総理大

臣から認定を受けました。

本計画は、計画期間となる平成25年4月からの5年間(平成30年3月

まで)に実施する事業を取りまとめたものであり、具体的には、津山駅北

口広場整備事業などの都市基盤の整備や、屋台村整備事業、高齢者向け住

宅整備事業などの民間が担う事業で構成されています。

本計画の認定により、中心市街地のまちづくりに、新たな一歩を踏み出す

ことができましたが、一方で、歴史ある中心市街地を再生していくために

は、長期的、かつ継続的に、まちづくりを進めていくことが重要です。

今後も円滑な事業実施が図られるよう、官民一体となって、まちづくりに

取り組んで行きます。

 

◆中心市街地活性化のテーマ

  歴史・文化を感じ、訪れたい、住みつづけたい城下()()

◆計画区域

  約198ヘクタール

 (歴史・文化資源を多く含む江戸時代の城下町の町割りをベースに、津

  山駅周辺等を加えた区域)

◆目標

 @人が集い賑わいを感じる「まち」

   歩行者・自転車通行量(平日・休日平均):約6%増の9,200人/日

 A人が暮らしやすいと感じる「まち」

   人口の年間社会動態平均:±0人/年以上

 B歴史文化を感じる「まち」楽しむ「まち」

   歴史文化関連施設利用者数:約12%増の197,000人/年

 

なお、詳細につきましては、次のホームページをご参照ください。

 http://www.city.tsuyama.lg.jp/index.cfm/23,43411,133,593,html

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【6】周南市中心市街地活性化基本計画が認定されました

【周南市 中心市街地整備部 中心市街地整備課長 中村一幸】

 

周南市中心市街地活性化基本計画は、平成25329日付で国から認定を

受けました。

周南市の徳山駅を中心としたエリア(約102ha)は、緑豊かな広幅員の道路

「御幸通り」をはじめ、都市基盤や各種施設が集積した集約型都市構造が

形成されています。これらのまちのストックを有効活用しながら、中心市

街地が、まるで“公園”のように、高齢者・子育て世代・若者など誰にと

っても居心地が良く、人や自然、文化など多様な要素が共生・交流する“

みんなの公共空間”となるよう、官民連携して各種事業を進めて参ります。

 

◆中心市街地におけるまちづくりの理念

 「まちのストックを活かした、豊かな心を育む 公園都市(パークタウ

  ン) 周南」

◆計画期間

 平成254月〜平成303

◆基本方針

 “新陳代謝”と“楽しさ”のあるまちづくり

 “ゆとり”と“交流”のあるまちづくり

◆目標

@ 「みんなが行きたくなる、魅力あるモノやサービスが溢れるまち」

 中心商店街等への新規出店数:5年累計で149店舗

                   (H2024累計比49.0%増)

A 「みんなが快適に過ごせる、歩きたくなるまち」

 街なかの歩行者等通行量:28,000人/日(H24年比10.7%増)

 

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。

  http://www.city.shunan.lg.jp/section/chushin/chukatsu/chukatsu_keikaku.html

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【7】地域づくり活動に対する中間支援活動の取組事例の募集について■■■

【計画・建設産業課 計画調整第三係長 石田(内線6137)

 

本事業は、地域の住民・NPO・企業等多様な主体による地域づくり活動

が、地域の特性やニーズに的確に対応しつつ自立的・継続的に実施可能な

取組スキームの構築と担い手の能力向上が図られるよう、多様な主体によ

る地域づくり活動の環境を整備することを目的として実施されるものです。

 

1)募集対象事業

  地域づくり活動に対する中間支援活動のうち、

 @地域特性やニーズに的確に対応する地域づくり活動の立ち上げを促す

  活動

 A地域づくり活動の自立・継続に向けた専門家によるきめ細かいアドバ

  イス等を行う活動

 について、支援に必要な能力・経験・資源を有する者と連携して行う取組

2)応募期間

  平成25410日〜522日 1815分必着

3)選定方法

  外部有識者からなる第三者委員会の意見を踏まえ、計6件程度を選定

  する予定。(ただし、北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、中国、

  四国、九州・沖縄の各ブロックにつき1件以内)

 

詳しくは、下記の国土交通省国土政策局「新しい公共」ホームページを

ご覧ください。

 http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/aratana-kou/page2407.html

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【8】都市緑化とっとりフェア通信 第15号■■■

【緑のまちづくりオフィス(30回全国都市緑化とっとりフェア実行委員会事務局)

 

***都市緑化とっとりフェア開会まであと144日!***

(平成25430日現在)

 

○4月より本メルマガを御覧いただいている皆様、はじめまして。よろし

くお願いします。本記事は本年9月21日〜11月10日に鳥取県で開催

される第30回全国都市緑化鳥取フェアの取組を毎月お報せしています。

よろしければ、フェア公式ページ及びフェイスブックページをご覧くださ

い。本連載及び一般の方向けメルマガ「水と緑のオアシスだより」のバッ

クナンバーも御覧いただけます。

 (公式ページ)http://oasistottori.jp/

 (公式フェイスブックページ)https://ja-jp.facebook.com/oasistottori

 (メルマガバックナンバー)http://oasistottori.jp/youtube.html

 

○山陰花めぐりスタンプラリーがスタート!

4月1日より平成25年山陰花めぐりスタンプラリーがスタートしました。

鳥取・島根の花どころを巡ってスタンプを集めていただくと、豪華景品が

プレゼントされます。フェアのメイン会場は、今年はスタンプポイントで

はありませんが、スタンプカードをお持ちの方への割引を用意しています。

開通したばかりの鳥取道・松江道を緑の大回遊ルートにすべく取り組んで

いきます。

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1365496629554/index.html

 

○〔フェア会場〕湖山池のイメージキャラクター「湖池(こいけ)ちゃん」

がデビューしました。花トリピー、トッキーノと一緒にグリーンイヤーを

盛り上げていきます。好きな物は、温泉と鳥取名物 素(す)ラーメンで

す。

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1366345602645/index.html

 

○〔フェア会場〕フェアを盛り上げていただいている方をご紹介する緑化

人(りょっかびと)に、ナチュラルガーデンの石垣を築いていただいてい

る石工職人さんの登場です。なぜ、フェアのナチュラルガーデンを作るに

あたってアドバイザーのポール・スミザー氏はこの方の参画を要請したの

か、その秘密に迫ります。

 http://oasistottori.jp/ryokkabito.html

 

○〔フェア会場〕湖山池のシンボルの一つが蓮の花です。湖山池の汽水湖

化による水質浄化に伴いしばらく疎開していましたが、この度公園に真水

の供給装置が整備され、蓮たちが戻ってきました。

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1364199721985/index.html

 

○〔ガーデンシティ〕鳥取市内の100円循環バスくる梨(くるり)の新

コース「緑コース」が運行を開始しました。都市緑化フェア仕様のラッピ

ングを行うと共に、フェア入場券に付加された くる梨の1日パスポート

機能を活用して訪れることのできる鳥取市内の名園をご紹介しています。

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1364459911219/index.html

 

○〔アクセス〕全国の緑に御関心のある皆様に「そもそも鳥取ってどうや

って行くの?移動にどれくらい時間がかかるの?ついでに行ける緑の名所

はどこがあるの?」という情報を提供するため、京都・大阪から巡れる鳥

取・島根・兵庫の庭園、というコンセプトのご案内を用意しております。

山陰の行楽の計画に是非ご活用ください。

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1350449477087/index.html

 

○〔アクセス〕4月20日に世界唯一の常設型砂像展示施設「砂の美術館

」の平成25年度展示がスタートしました。フェア期間中、メイン会場、

鳥取の旬の味を楽しめる鳥取港海鮮市場「かろいち」、砂の美術館はシャ

トルバスや定額タクシーなどで連絡され、気楽に巡っていただけます。ど

うぞご利用ください。なお、お得なセット入場券も発売中です(緑化フェ

ア期間外でも砂の美術館をご利用いただけます。)。

 (砂の美術館)http://www.sand-museum.jp/

 (かろいち)http://www.karoichi.jp/

 (メイン会場と最寄駅、砂の美術館、「かろいち」等を結ぶ交通の御案内)

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1366586877731/index.html

 (セット入場券の御案内)http://oasistottori.jp/ticket.html

 (砂の美術館・緑化フェアの半券があれば街なかでお得なサービス「砂

美でARUCOプラス緑化フェア」が利用可能です)

 http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1323844291817/index.html

 

(問合せ先)

緑のまちづくりオフィス(第30回全国都市緑化とっとりフェア実行委員会事務局)

小西/河上

 TEL 0857-25-3501 FAX 0857-27-8005

 e-mail:toshiryokka@city.tottori.lg.jp

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「中国地方まち・すまいづくりメールマガジン」では地方公共団体等の

皆様から、独自の取り組み事例等の記事を募集しています。

 

また、「建政部ホームページ」のトップページに掲載する画像データや

タイムリーな情報等も募集しておりますので、どしどしお寄せください。

 

記事の掲載希望及び送信先の追加、変更、ご意見・ご要望等について、

下記のメールアドレスへお願いします。

 

<編集担当>

計画・建設産業課

計画・景観係長 三井(内線6134)

mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp

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