中国地方まち・すまいづくりメールマガジン 【第139号:平成29年6月30日】 ◇◇中国地方整備局建政部◇◇ このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、 お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。 |
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■■目次■■ 《整備局からのお知らせ》 【1】平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」について 【2】平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」受賞者からのコメント 【4】第6回「まちづくり法人国土交通大臣表彰」受賞者からのコメント 【5】中国地方整備局管内の2団体が第28回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞!! 【7】官民連携(PPP/PFI)国土交通大学校 平成29年度PPP/PFI研修のご案内 【8】「立地適正化計画作成に向けたヒント集(案)の作成及び説明会のご案内 |
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【1】平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」について 【計画・建設産業課 計画・景観係長 國宗(内線6134)】 |
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まちづくり功労者表彰は、魅力あるまちづくりの推進につとめ、特に著しい功績のあった個人又は団体(地方公共団体を含む)を表彰するものです。 第35回「まちづくり月間」において、まちづくり功労者として全国で38団体、うち中国地方からは下記の3団体が国土交通大臣表彰を受賞され、6月16日(金)に「すまい・るホール」(東京都文京区)で表彰式が行われました。 全国の受賞者については、次をご参照ください。 →http://www.mlit.go.jp/common/001186567.pdf (以下、受賞者をご紹介します) @
市景観形成委員会(広島県東広島市) 探訪ガイドなどのボランティア活動や景観形成基準の策定により歴史的景観の保全に貢献されたことが評価されました。 A
島駅南口Bブロック市街地再開発組合(広島県広島市) 広島の陸の玄関である重要な地区において第一種市街地再開発事業を施行し、地区の再生とにぎわいの創出に貢献されたことが評価されました。 B
島駅南口Cブロック市街地再開発組合(広島県広島市) 広島の陸の玄関である重要な地区において第一種市街地再開発事業を施行し、地区の再生とにぎわいの創出に貢献されたことが評価されました。 |
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【2】平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣者表彰」受賞者からのコメント |
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(以下、受賞者コメントをご紹介します) 【白市景観形成委員会 会長 大多和 孝】 この度、平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」をいただき、「白市景観形成委員会」一同心より感謝申し上げます。 また、ご推薦いただきました東広島市をはじめ、日ごろの活動にご協力いただいている関係各位の皆様のご支援の賜物と、心より感謝しております。 東広島市高屋町白市地区は、国の重要文化財に指定されている旧木原家住宅をはじめ、江戸や明治期に建築された町屋や赤瓦を冠した建物が残り、歴史的なまちなみを形成しています。 白市景観形成委員会は、このような歴史的なまちなみを守り、後代に継承していくために、平成9年4月に地域住民によって設立され、これまで市と協働してまちづくりを進めてきました。 設立当初は、地域住民にまちづくりに対する関心を持ってもらうための瓦版づくりから始まり、平成11年には「歴史を感じるまち」「季節を感じるまち」「ふれあいのある人に誇れるまち」をまちづくりの目標として掲げ、景観形成のためのルールづくりの取り組みを開始し、平成15年10月に「東広島市白市地区景観形成要綱(景観基準)」」を策定しました。 現在では、来訪者の求めに応じて無料ガイド(白市探訪ガイド)を行うなど、地域の魅力の発信・向上のために活動を行っていますので、白市に来られる際には、お声掛けをいただければ喜んでご案内いたします。 今回の受賞は、これまでご尽力いただいた地域住民の励みとなっており、今後もまちの魅力向上に貢献できるよう、より一層の取り組みを進めてまいりたいと思います。 【広島駅南口Bブロック市街地再開発組合 理事長 前岡 眞仁】 この度、平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」の栄誉を賜ることができました。これもひとえに国土交通省、広島県、広島市のご支援と組合員や地域住民の皆様を始めとする関係各位のご協力のお蔭と厚く御礼申し上げます。 広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業は、広島市が策定した広島駅表口周辺地区再開発事業基本計画を元に、昭和56年に広島駅前Bブロック地区再開発準備組合を設立し、平成4年に広島駅南口Bブロック市街地再開発組合の設立認可を頂き、順風満帆な船出をいたしましたが、その後の経済環境の変化による事業計画の再三再四に亘る見直しにて、多岐亡羊たる歳月を費やしました。 その間、事業コンサルタントや事業パートナーと再構築案について談論風発し、検討を進めていた中で、待望久しかった核テナントから出店表明をいただき、組合設立から約四半世紀を経た平成25年に着工を迎えることができました。それから3年半の時を経て再開発ビルが竣工し、「BIG
FRONTひろしま」の愛称で、広島市の新しい時代の顔として新たなスタートを切っております。今後は、広島のランドマークとして輝き続け、広島駅周辺の皆様方と共に広島市の発展に寄与していきたいと思います。 【広島駅南口Cブロック市街地再開発組合 理事長 川崎 雅博】 平成29年度「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」をいただき、誠にありがとうございます。これもひとえに、多大なるご支援・ご協力をいただいた行政関係者、事業協力者、そして関係権利者の皆様のおかげと心より感謝申し上げます。 当地区は広島駅に隣接し、原爆の爆心地から離れていたこともあり、戦後いち早く闇市が開かれ、そこから発展した市場は広島の台所として広く親しまれ、高度成長期には大変な賑わいをみせておりました。そのこともあってか地区内の権利関係は複雑を極め、賑わいに陰りが見え始めて再開発の話が 浮かび上がっても、皆が口をそろえて「できるわけがない」「手を出さないほうがいい」などと言う状態が長く続きました。 約8年前に私が当時の準備組合の理事長に就任してからも、ずっとそのように言われ続けてまいりましたが、地元の有志をはじめとする関係者に支えられ、私もそれに応えるべく全力で取り組み、「時の運」「人の運」「地の運」に恵まれたこともあり、誰もが不可能と考えていたまちづくりを実現することができました。 当地区に隣接したBブロックもほぼ同時期に完成し、このたびめでたく同時に受賞できたことは、広島のまちづくりを高く評価していただいたものと、大変誇らしく光栄に感じております。これからは周辺の地区と連携して、継続的なまちの魅力と賑わいづくりに貢献してまいります。 |
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【計画・建設産業課 計画・景観係長 國宗(内線6134)】 |
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まちづくり法人表彰は、地方公共団体や関係団体の協力のもと、都市施設等を含む地域のまちづくりにおいて、事業収入を確保しながら、経営能力やコミュニティのつながりを活かし、都市の課題解決に取り組む先進的な法人を表彰するものです。 第35回「まちづくり月間」において、全国で国土交通大臣賞3団体、特別賞1団体、うち中国地方からは下記の1団体が国土交通大臣賞を受賞され、6月16日(金)に「すまい・るホール」(東京都文京区)で表彰式が行われました。 まちづくり法人国土交通大臣表彰の詳細については、次をご参照ください。 →http://www.mlit.go.jp/common/001186566.pdf (以下、受賞者をご紹介します) 〔まちの活性化・魅力創出部門〕 ・特定非営利活動法人セトラひろしま(広島県広島市) まちづくりを行う複数の商店街等と連携し、大イノコ祭り等の広島のまちの伝統を受け継いだ事業のほかにも、新しい市民文化の創出を図るイベントを行うなど、継続的に幅広い事業を展開して成果をあげていることが、まちの活性化や魅力創出に貢献した取組であると高く評価されました。 |
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(以下、受賞者コメントをご紹介します) 【特定非営利活動法人セトラひろしま 理事長 若狭利康】 この度、平成29年度「第6回まちづくり法人国土交通大臣表彰 まちの活性化・魅力創出部門 国土交通大臣賞」をいただき光栄と思いますとともに感謝申し上げます。 NPO法人セトラひろしまは、広島市中心部の商店街(広島市中央部商店街振興組合連合会)と市民有志がパートナーシップを発揮し、広島市中心部地域(センターエリア=セトラと呼んでいます)をもっと魅力的に、元気にしようと活動を始めました。
活動は現在、広場や公園、商店街街路空間といった公共スペースを活用し、アリスガーデンパフォーマンス広場AH!などのイベントや、「大イノコ祭り」や「えんこうさん」など祭りの支援、公園などでの緑化や清掃活動、こどもの遊び場づくり(もとまち自遊ひろば)、そして文化芸術プロジェクトに携わるなど、「マチ」を市民のさまざまな思いが表現されるステージと捉え多様な活動を展開しています。各々の活動は、その分野に得意な人たちが集まり自律的に運営されています。と同時に、それら活動主体が相互に連携・協働することで、柔軟なアメーバのようなネットワークのもと新しいコミュニティが生まれています。その中で、セトラひろしまはファシリテーター役として諸活動をつないでいくことで、広島市中央部のまちづくりに貢献するとともに、新しい市民文化創出の担い手となる ことを目指しています。 この受賞を機会に、今後さらに、私たちの活動にご支援・ご協力、ご参画賜ることお願い申し上げます。 |
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国土交通省では、花とみどりの愛護に顕著な功績のあった民間の団体に対し、その功績をたたえ、国民的運動としての緑化推進活動の模範として表彰する「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を行っています。 今年度は全国で133団体が受賞され、中国地方整備局管内では、岡山県 岡山市、広島県安芸高田市の各1団体が受賞されました。 【受賞団体】 ○弥生会(岡山県岡山市北区建部町) ○土師ダム桜守プロジェクト(広島県安芸高田市八千代町) 【活動内容】 ○弥生会 岡山県岡山市北区建部町地内の国道53号の歩道掃除及び植樹帯の管理を行っており、1年を通して花を絶やすことなく、国道を通る方の憩いの場を提供する取組を実施、道路のみどりの愛護に関する活動において、顕著な功績が認められました。 ○土師ダム桜守プロジェクト 桜の名所である土師ダム周辺における伐採、下草刈、施肥、ゴミ拾いなど桜の手入れを行っており、土師ダム周辺の景観保全における顕著な功績が認められました。 なお、平成29年6月10日(土)に兼六園周辺文化の森(石川県金沢市)において開催された第28回全国「みどりの愛護」のつどいにおいて、全国の受賞団体へ感謝状が授与されました。
国営備北丘陵公園では7月15日(土)〜8月27日(日)まで夏休みの期間にあわせて『備北 夏まつり』を開催致します。 「4万本のひまわり畑」、大好評公開中の「カブトムシドーム(中国地方最大級)・クワガタハウス」、さとやまの夏あそびなど、家族で楽しむことができるイベントを多数開催し、皆様のご来園をお待ちしています。 ★期間中の主なイベント等】 【カブトムシゆかりさんの昆虫教室&クイズ大会】NEW!! ・カブトムシゆかりさんがカブトムシドームに登場! ・育て方や昆虫のヒミツなどを教えてもらおう! 開催日時:7月22日(土) 開催時間:@11:00〜 A14:00〜(約60分) 開催場所:いこいの森 カブトムシドーム 【アウトドア体験型フェスタ】NEW!! ・「見る!」「ふれる!」「食べる!」「楽しむ!」をテーマとした国営備北丘陵公園初のアウトドア体験型フェス! ・アウトドア新商品の展示・販売、アウトドア初心者向けの体験プログラム、「庄原アサード」の販売、花火、フラダンスなどなど1日中楽しめるイベントです。 開催日時:8月11日(金・祝)・8月12日(土)・8月13日(日) 開催時間:10:00〜20:00 開催場所:北入口 エントランスセンター国兼前 湖畔広場(メイン会場) 国兼池、いこいの森(サブ会場) 【ナゾトキアドベンチャー ニンジャキッズとひばの里の修羅】 ・お子さんがニンジャになりきって、知恵と勇気をふりしぼり、ひばの里に隠された謎を解き明かし、宝物を手に入れて、忍びの修羅(敵)を打ち倒すという、昨年度大好評だったイベントがストーリーを新たに今年も開催。 開催期間:備北夏まつり期間中 毎日開催 受付場所:中の広場 特設テント 開催場所 ひばの里 ★花修景 ・4万本のひまわりが咲き誇ります『ひまわり畑』(8月上旬〜8月中旬) ・子供の顔ほどの大きなお花『タイタンビカス』(7月下旬〜9月下旬) ・和をテーマにした『夏の植物装飾(山野草・苔玉など)』(8月中旬まで) ★夏休み自然体験 ・自由研究をお手伝い! 『カブトムシの育て方講座』(7月30日(日)・8月6日(日)・8月11日(金・祝)) ★水あそび ・小さなお子様も安心! 『水あそびコーナー』(備北夏まつり期間中 毎日開催) 『ジャブジャブ池』(備北夏まつり期間中 毎日開催) ★ひばの里さとやま体験 ・自由工作はこれ! 『竹の遊具づくり』(7月22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日)・ 8月5日(土)〜8月15日(火)・19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)) ・新鮮夏野菜をガブリッ! 『野菜のまるかじり』 (7月22日(土)・23日(日)・29日(土)〜8月15日(火)・
8月19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)) ・夏のお菓子づくり 『わらび餅』(7月15日(土)〜17日(月・祝)) 『しそ寒天』(7月29日(土)・30日(日)) 『柏餅』(8月5日(土)・6日(日)) 『梅寒天』(8月13日(土)〜15日(火)) 『水ようかん』(8月19日(土)・20日(日)) ・上手に食べられるかな? 『大流しうどん』(8月5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)) 夏まつりの詳細については、次のホームページをご参照下さい。
国土交通大学校において、平成29年度PPP/PFI研修が実施されます。 この研修では、PPP/PFIに関連する講師による講演の他、事業実例の紹介、企画立案力や問題解決力を高めるための課題研究を実施します。 課題研究では、PPP実務経験者のアドバイスを得ながら、国、地方公共団体、独立行政法人及び団体を通じて参加する民間事業者の研修員同士で議論を深めることができます。 研修の概要は次のとおりとなります。 1 研修名:平成29年度PPP/PFI研修 2 期 間:8月22日(火)〜8月25日(金) 3 対 象:国土交通省、他省庁、都道府県、政令指定都市、特別区、市町村、独立行政法人等又は団体の職員 4 場 所:国土交通大学校 小平本校 ※ 研修内容の詳細につきましては、国土交通大学校ホームページhttp://www.col.mlit.go.jp/ をご確認ください。 【募集期間】 7月6日(木)まで なお、参加の希望がありましたら応募窓口を紹介しますので、7月5日(水までに下記担当までご連絡をお願いします。 ※ 本件に関する問い合わせ先は以下のとおりです。 国土交通省中国地方整備局建政部計画・建設産業課(齊藤) 電 話:082−511−6165(直通) E-mail:saitou-m87mg@mlit.go.jp
中国地方整備局では、管内の多くの自治体が立地適正化計画の策定に取 り組む中で、各自治体が抱えている課題や問題点とその解決に向けたヒン トを具体的な事例をもとに紹介する「立地適正化計画策定に向けたヒント 集」を作成しています。 中国管内での立地適正化計画策定をより一層促進するため、本ヒント集 に係る解説を、具体的な取り組み事例も含め、7月10日〜11日にかけ 広島市内で開催される「第68回中国地方技術研究会」の中で実施します。 参加自由ですので、自治体担当者の皆さまの参加をお待ちしています。 ■日時:7月11日(火)13:30〜15:00 ■場所:広島合同庁舎4号館 2階 11号会議室 ■具体的な事例紹介:岡山県高梁市 広島県府中市、福山市 山口県周南市 なお、中国地方技術研究会の詳細は、中国地方整備局HPでもお知らせす る予定です。 |
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