■事業の概要
 山口県内の一般国道2号は、岩国市から瀬戸内沿岸の諸都市を連絡しながら西走し下関市に至る約160kmの主要幹線道路です。
 近年の交通量の増加により交通渋滞、交通事故の多発等都市活動に多大な影響を与えるようになってきています。
 特に、下関市椋野の主要地方道下関港線と交差する椋野交差点付近では、関門トンネル及び中国縦貫自動車道の下関ICと隣接することから交通が繁雑し、交通量が288百台/日、渋滞長約1,800mと深刻な状態となっています。
 抜本的な交通渋滞の緩和、交通安全対策を目的として、山の谷交差点から椋野交差点を立体化し、その間を高架道路で結ぶ計画で下関市の一の宮から下関市椋野に至る延長2.7kmの下関拡幅を事業中です。
 現在は、特に緊急に整備を要する一般国道2号と主要地下道下関港線の平面交差である椋野交差点を立体化する工事を実施しています。
■計画の概要
下関拡幅
区      間 (起点)山口県下関市住吉三丁目
  (終点)山口県下関市椋野町二丁目
延      長 L=2.7km
道 路 規 格 第3種第1級
設 計 速 度 V=80km/h
計 画 幅 員 W=35m , 30m
車     線     数 4車線
■位置図
■標準横断面図

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