中国地方整備局 建政部

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■浜田市の紹介

□コメント

  浜田市原井町に位置する浜田漁港です。浜田市中心部の日本海沿いにあり、全国でも数少ない特定第3種漁港(利用範囲が全国的な漁港のうち、水産業の振興のためには特に重要であるとして政令で定められた漁港)です。
浜田漁港周辺が水産の町として急激に発展したのは明治時代に入ってからであり、これまでの整備で造成した用地に水産加工業者が進出し、島根県内をはじめ山陽方面へ水産加工製品を供給する水産加工団地が形成されました。
現在では浜田の水産ブランドである「どんちっち三魚」(アジ、ノドグロ、カレイ)を始め、毎日数多くの魚が水揚げされており、島根県内では最大の漁獲量を誇る水産都市として栄えています。
 また、浜田漁港区域内に架かる浜田マリン大橋は原井町と瀬戸ヶ島町を結ぶ、国内の漁港施設としては最も長い斜張橋(しゃちょうきょう)として1999年に開通し、海・漁業とのふれあいと水産業の発展をめざした水産都市浜田のシンボルとなっています。
 浜田市景観計画において、浜田漁港周辺地区として重点地区に位置付け、今後一層、都市景観の形成を推進することとしています。

 浜田城は、1623年(元和9年)に浜田市中心部にある浜田川に囲まれた標高68mの独立式丘陵に築城され、松原湾、浅井川、浜田川を天然の掘割としていました。
1866年(慶応2年)に落城し、現在は石垣を残すのみとなっていますが、本丸跡からは浜田漁港や平成30年5月に日本遺産認定された、北前船の寄港地である外ノ浦湾内の南北に廻船問屋をはじめとした集落が形成された風景を眺望することができます。
 また、春には浜田市の木「桜」の名所ともなっています。

 御便殿は東宮殿下(後の大正天皇)が1907年(明治40年)に山陰を行啓された際、浜田市の宿泊施設として浜田城庭園の一角に建築されたものです。
近代和風建築として、石見でも稀な大形の建築物であると同時に、この規模のものとしては最古級のものであり、石見の近代を代表する歴史的な建造物として位置づけられます。
 浜田川、城山の自然の中に佇む御便殿は魅力的な景観になっています。
 令和元年に浜田開府400年を迎え、浜田市の歴史・文化の魅力を再認識し、次世代への継承を行うとともに、城山周辺の環境整備や御便殿の有効活用を行っています。

浜田市
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