■松江市の紹介
□コメント
松江市は、山陰地方のほぼ中央、島根県の東部に位置します。
北は日本海に面し、東に中海・西に宍道湖、市内には大橋川などいくつもの川が流れる、水の都です。
松江市街の中心部にある亀田山に築かれた松江城は、慶長16年(1611)、堀尾吉晴によって築城されました。
天守は全国に現存する12天守の一つで、入母屋破風の屋根が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれています。
松江城は堀尾氏、京極氏、松平氏の居城となり明治維新をむかえ、昭和10年に国宝保存法のもとで国宝に指定されていましたが、昭和25年の文化財保護法施行に伴い改めて重要文化財に指定されました。
その後、松江開府400年を機に松江城を再び国宝へとの機運が高まり、松江市と市民がともに国宝化に向け取り組んでいたところ、平成24年に2枚の祈祷札が再発見され、そこに書かれていた年号から松江城の築城時期が明らかとなりました。そのほかにも、調査研究の成果によって、松江城独自の建築工法なども明らかとなり、平成27年7月8日に天守が再び国宝に指定されました。
松江のシンボルともいえる松江城。市街地や宍道湖が一望できる天守からの眺望。塩見縄手を代表とする歴史を感じさせる周辺の町並み。後世に残したい「城下町松江」の景観です。
□問い合わせ先
【担 当】松江市 歴史まちづくり部 まちづくり文化財課 景観政策係
【電 話】0852−55−5387
【その他】http://www1.city.matsue.shimane.jp/machidukuri/keikan/

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