営繕工事における工事関係図書等に関する効率化について
1.効率化の目的
受注者へ提出を求める工事関係図書及び工事完成図書を明確化することにより、工事請負契約締結から工事目的物の引渡しまでの発注者の監督・検査及び受注者の業務の効率化を図ること、また、情報通信技術(ICT)を利用するなど、受発注者双方の業務を更に効率化することを目的としています。
2.発注者が求める工事関係図書等の明確化による業務の効率化の実施
提出する工事関係図書等の明確化及び削減
工事ごとに必要な書類を選定し、一度受注者が提出した書類の再提出を求めないこと及び品質に影響のない範囲で省略・集約を行うことで各工事の業務の効率化を実施します。
必要な書類を選定・協議するための資料として、「工事関係図書等一覧表」及び「効率化が可能な工事関係図書等」を掲載しています。
《工事関係図書等一覧表》
※工事請負契約締結から工事目的物引渡しまでに必要な工事関係図書等の一覧表です。
※《工事関係図書等一覧表》のうち、「公共建築工事標準書式」についてはこちらをご覧下さい。
※工事関係図書等の作成については、工事着手前に「発注者へ提出、提示する書類の種類」に関して、省略・集約可能な書類に係る協議を行ってください。また、協議の内容を変更する場合も、受発注者で協議を行うものとします。
《効率化が可能な工事関係図書等》
※《工事関係図書等一覧表》に示された図書のうち、省略・集約により効率化を図ることが可能な図書等の一例です。
※《効率化が可能な工事関係図書等》に示す図書等については、特に省略・集約の可能性を十分検討のうえ、受発注者間で協議を行ってください。