一般国道2号 福山道路

福山道路への主な質問及び回答

平成18年11月17日に頂いた御質問とその回答3

【問】
【回答】
 山北地区設計協議の開催案内については,福山市保有の納税者データを基にお送りしており,貴世帯におかれては,御質問に示される個人名が納税者として登録されております。
【問】
【回答】
 公共事業の位置選定は必ず利害関係を生じる事から、どの場所・位置を選定しても、相反する御意見が出て参りますが、特に細く長い用地を必要とする道路のルート選定では、その状況が顕著に表れます。
  このため、ルート発表や計画案の公表などでも公平性が求められており、特にルートは公正・適切に選定される必要があり、個々の思惑等が反映される事が無いよう、一定のルールに基づいて選定されています。
  また、ルート選定に当たっては、河川法など様々な法律との整合が必要となり、安全性・走行性の確保を第一に、道路の規格や位置付けによって、その機能が十分に発揮できるルートを選定する事が重要です。
  福山道路等の幹線道路においては、既存の幹線道路と有機的に連絡して、交通処理の理想的な形とされる放射環状型の幹線道路網を実現する事が最大目標です。
  よって、最初に各関係道路の結節箇所を検討して、河川はできるだけ直角に近い角度で渡河するなど関係法令との整合を図りながら、遺跡や歴史的文化施設などをコントロールポイントに、安全性・走行性確保の観点から道路構造令で定められている曲線半径や勾配をクリアする中で、経済性・施工性等を総合的に検討して決定されています。
  山北地区は、今回の幹線道路網のルート選定において、福山道路と国道2号・福山西環状線、及び福山西環状線と国道2号が接続する重要な結節点であることから、各関係道路が円滑に連結してそれぞれの道路が十分に機能し、安全かつ効率的に交通が処理できる適地として、現在のICやJCTの位置が決定され、このIC等の位置を主なコントロールポイントとして山北地区のルートが選定されています。
【問】

【回答】
 御住所から貴宅の位置関係をお調べいたしましたが,11月の図面・模型縦覧会において平面図でお示ししたとおり,貴宅南側に位置する市道山北早戸線については,その市道機能を補償しつつ,瀬戸連絡線と適切に接続させるため,一部区間を北側に付け替える必要があります。また,現在の市道山北早戸線から北側に向けては,路面より地盤が低い地形状況から,市道縦断図でお示ししたとおり,付け替える市道は盛土構造とし瀬戸連絡線と適切に接続させる計画としているものです。
 現時点での詳細設計においては,付け替える市道と現在の市道山北早戸線の路面高さは,概ね同程度と考えていますが,今後,山北地区設計協議を進める中で必要な調査等を行い検討する考えです。
【問】
【回答】
 宅地,耕作地等と道路の取り付けについては,工事着手までに個別に協議し,道路に出入りする機能を補償します。
 また,用地や物件の補償は,原則,現状の資産価値に対し金銭で補償しますが,今後,用地調査を行い,その結果を基に,用地説明の段階で具体について地権者等と協議いたします。
 なお,御質問内容から,市道山北早戸線の付け替え道路に係る内容と思われますが,付け替え道路の構造自体については,山北地区設計協議を進める中で必要な調査等を行い検討する考えです。
【問】
【回答】
 最新のデータ等を踏まえ,福山道路等の環境影響の照査を行った結果,大気質,騒音の環境基準は満足する結果が得られており,環境の保全には一定の目途が立っているところです。
 また,現在の環境予測時から道路構造等が大きく変化した箇所においては,騒音の予測を行い,予測値が環境保全目標を超過する場合,並びに供用後に現地調査を行って環境基準を超過した場合には,遮音壁設置等の対策を講ずることとしています。
【問】
【回答】
 2006年(平成18年)11月9日付け「瀬戸学区山北地区における福山道路等幹線道路網の詳細設計に対する意見書等について」でお知らせしたとおり,提出された意見書については,詳細設計への反映を検討後,山北地区設計協議の中で対応方針として御説明する考えです。

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