平成元年度
広島県東広島市
 古く奈良時代、安芸国分寺が造営され安芸地方の政教の中心として栄えた東広島市の西条は、その後の盛衰を経て近世に至り、今日では「酒都西条」として、灘、伏見と並んで日本三大名醸地の一つに数えられている。
  JR西条駅に降り立ち、東方へ、山陽本線、旧山陽道沿いに少し足を伸ばすと、白壁となまこ壁をもつ長大な酒蔵が軒を連ね、家並みに一際高くそびえるレンガ造りの煙突とともに街に独特の調和をもたらしている。初春、熟成の時期が迫ると蔵沿いから酒の香りが漂い、酒都西条ならではの芳醇な雰囲気をかもし出す。
所在地 広島県東広島市西条町
関係する施設など 白壁、なまこ壁
イベント 西条酒まつり、みんなのまつり
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