横川駅前広場
平成16年度
広島県広島市
「レトロでハイカラ」な駅前広場
「レトロでハイカラ」な駅前広場
  横川駅前広場は、計画段階で広場のコンセプトについて地元関係者との話し合いを行い整備をしました。その中で、横川地区で明治38年に日本で最初に国産乗合バスを運行した「バス発祥の地」であることにちなんで、「レトロバスの復元」を中心とした様々なアイディアによるまちおこしを地元関係者が中心で、「レトロでハイカラ」をコンセプトにした広場整備を行政が中心となるという役割分担で協働作業を進めることになりました。
  路面電車を駅前広場内に乗り入れるための軌道の移設と、乗降客の利便性向上を目指して鉄道やバスとの乗り換え動線上に連続的に屋根を配置しました。また、多機能トイレの設置や外国人観光客にも対応した案内看板のサインの4ヶ国語表記を行うなどユニバーサルデザインにも配慮しました。

  完成した駅前広場には、市民グル―プが当時の写真一枚をもとに231日間かけて精巧に復元したレトロバスが地域のシンボルとして展示され、当時の面影を彷彿とさせています。レトロバスは週末ごとに屋外に展示され、地域の賑いづくりに一役買っています。
ヨーロッパの駅を思わせる大屋根
週末に野外展示されるレトロバス
週末に野外展示されるレトロバス
所在地   広島県広島市西区横川三丁目
現地への交通  
JR山陽本線横川駅下車すぐ 
広島バスセンターから路面電車乗り換え15分、 横川電停下車すぐ
山陽自動車道五日市I.C 広島高速4号線中広ランプから車で2分
近隣の観光地・施設など   平和記念公園、広島市民球場
活動内容   第2、4土曜日に復元したバスの屋外展示(バザー、アニメ上映:雨天中止)、横川ふしぎ市(4月)