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| 「レトロでハイカラ」な駅前広場 |
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横川駅前広場は、計画段階で広場のコンセプトについて地元関係者との話し合いを行い整備をしました。その中で、横川地区で明治38年に日本で最初に国産乗合バスを運行した「バス発祥の地」であることにちなんで、「レトロバスの復元」を中心とした様々なアイディアによるまちおこしを地元関係者が中心で、「レトロでハイカラ」をコンセプトにした広場整備を行政が中心となるという役割分担で協働作業を進めることになりました。 |
路面電車を駅前広場内に乗り入れるための軌道の移設と、乗降客の利便性向上を目指して鉄道やバスとの乗り換え動線上に連続的に屋根を配置しました。また、多機能トイレの設置や外国人観光客にも対応した案内看板のサインの4ヶ国語表記を行うなどユニバーサルデザインにも配慮しました。
完成した駅前広場には、市民グル―プが当時の写真一枚をもとに231日間かけて精巧に復元したレトロバスが地域のシンボルとして展示され、当時の面影を彷彿とさせています。レトロバスは週末ごとに屋外に展示され、地域の賑いづくりに一役買っています。 |
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