松江市の「松江塩見縄手」は、松江城の堀に面して武家屋敷風の建物が軒を連ね、城下町らしい面影を残しているところである。 |
東端の松江第七代藩主松平不昧公ゆかりの明々庵入り口から西端の小泉八雲記念館までの約500メートルにおいて、島根県と松江市によって武家屋敷の門・塀の復元、堀沿いの松の移植・補植、小泉八雲旧居の保存修理、同記念館の改築工事、電柱移設、また交通信号機・街路灯・標識等のデザイン化が行われ、歴史に調和した街並みの再生が図られている。 |
現在、武家屋敷のほとんどが個人所有となっているが、地域住民の理解と協力によって古くからの町並みが守られているのである。 |
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