昭和62年度
鳥取県東郷町
 東郷湖は鳥取県のほぼ中央に位置し、三朝東郷湖県立公園の一部をなす淡水湖で、山陰八景の一つにも数えられる水郷情緒に満ちた景勝地である。面積は4.5平方キロメートル、周囲12キロ、平均深度は2メートルで、そのユニークな形から「鶴の湖」と呼ばれている。
 近傍には東郷温泉もあり、観光や漁業に利用されてきたが、近年は湖底にヘドロが堆積し、水質の汚染が進行していた。このため、昭和50年から河川環境整備事業により底泥の除却を行うとともに、天神川流域下水道事業により、湖水の浄化が進められてきた。
 現在では、底泥除却事業も終盤に近づき、岸辺をいろどるヨシやマコモの姿や湖上にともる漁火などの水郷風景が多くの観光客を集めている。
 また観光客にとっては、湖からとれる新鮮な魚貝類とともに、ナシ、カキなどの味覚もこの地域の魅力となっている。
 東郷湖を舞台として、毎年7月20日には、天正年間に始まるといわれる水郷祭が盛大に催され、地域活性化の一助となっている。
  
所在地 鳥取県東郷町
諸元 面積:4.5km2
イベント 水郷祭