「海峡花通り」下関花いっぱい計画 下関景観協議会
平成16年度
山口県下関市
 下関の景観に配慮したまちづくりを行うため、市内の14のまちづくり団体に呼びかけ、平成6年に「下関景観協議会」として組織したのが始まりです。
 各種景観シンポジウム、公園や道路ウオッチング、ワークショップを重ねながら「身近なところで、出来ることから行動しよう」と『花と緑』をキーワードに「下関花いっぱい計画」を企画し、下関市の中心部である唐から戸とから竹崎町までの国道9号沿線約2kmの住民、企業に呼びかけ、花の植え付けを開始しました。平成13年に「花の観光地づくり努力賞」、「下関市都市景観賞奨励賞」を受賞、平成14年には国土交通省・下関市と山口県で最初のボランティアロード協定を締結しました。そして、この通 りを「海峡花通り」と命名し、現在では、多くの市民や観光客に親しまれています。さらに、平成16年「道路維持功労賞」も受賞し、現在では80の団体や企業、住民約450人が参加し国道や市役所前広場等、公共性の高い場所を中心に花の植え付けを行っています。さらに、市内中学校や大学へ活動が拡大するなど、その活動は地域を挙げた活動となっています。
海峡花通り
市民による花の植え付け 市民による花だんの整備
所在地 山口県下関市内の国道9号沿線、県道、学校等
現地への交通 ・JR下関駅から徒歩10分
近隣の観光地
・施設など
海峡ゆめタワー、市立しものせき水族館、城下町長府、火の山、みもすそ川公園、巌流島、門司港レトロ地区
活動内容 春と秋に一斉植え付けとして、春は約1万5千本、秋は約8千本の花苗を植え付けている。また、最低2ヶ月に一度の一斉草取りと清掃を実施し、担当花壇は夫々自分の庭の花壇のように慈しみ手入れをしている。