「ダム等の管理に係るフォローアップ制度」とは、適切なダム等の管理を行っていくため、事業の効果や環境への影響等を分析、評価し、必要に応じて改善措置を行うものです。
 国土交通省では、管理に移行する施設や管理段階のダム等(ダム、堰、湖沼水位調節施設、遊水池)について、平成8年度からフォローアップ制度を試行導入し、平成14年度より本格的な導入を図っています。
 本制度では、各地方において学識経験者からなるフォローアップ委員会を設立し、委員の意見を聞いて、ダムの管理に関わる各種の調査結果を客観的・科学的に分析・検討します。その分析結果をとりまとめ各ダム原則として5年ごとに「定期報告書」を作成し、公表することとしています。